くらし ハートがたくさんの村づくり Vol.234

■差別のない、人への思いやりを大切にする、明るい南阿蘇村をつくりましょう。
8月に熊本県において、線状降水帯が発生し、県内でも多くの災害が発生しました。
災害時は、被災したすべての人に人権問題が起きる危険性があります。特に高齢者、障がい者、乳幼児、妊産婦、外国人などの「避難行動要支援者」といった立場の人に起きやすいと言われています。
災害に襲われれば誰しも自分のことで精一杯になってしまい、他人を思いやる余裕などなくなってしまいます。だからこそ、被災者の人権を守ることをいつも以上に意識しなければなりません。
大きな災害の発生時に、不確かな情報に基づいて、他人を不当に扱ったり、偏見や差別を助長するような情報を発信したりするなどの行動は、人権侵害に当たり得るだけでなく、避難や災害復興の妨げにもなりかねません。正しい情報と冷静な判断に基づき、思いやりの心をもって行動しましょう。
災害は、いつ起こるかわかりません。
まずは、自分で、家族で、地域で、普段から、災害時における「自助」「共助」「公助」について考えてみましょう。自分の身の安全、自分の命を守る「自助」のために積極的に防災対策をはかり、いざ災害が発生した時に、人権の視点にたった「共助」が担えるように、人権意識を高めましょう。
※自助…「自分のいのちは自分で守ること」が防災の基本。
※共助…「家族だけでなく、隣近所、地域コミュニティ単位での助け合い体制を構築すること、助け合うこと」普段からのコミュニケーションが重要。
※公助…「行政による救助・支援のこと」

法務省ホームページから一部抜粋

村民みんなで「ハートがたくさんの村」をつくりましょう。

問合せ:総務課 人権政策係
【電話】0967-67-1111