くらし 立神峡だより

■福島の子供たちに自然の中で伸び伸びと遊び思い出作り
今年もNPO団体のYWCAの主催で福島の子供たちを招待して立神峡で4泊5日の自然体験活動が実施されました。原発事故から福島は放射能汚染されその影響が薄らいだとは言え、風評被害などが未だに残り、子供たちも山の中では遊べない環境が続いています。その子供たちを熊本に招待して自然の中で伸び伸びと過ごしてもらいたいとの思いで活動しているのがYWCAです。熊本の学生達で構成され、アルバイトで貯めた資金で子供たちを招待。
立神峡の桜の下で、色々なゲームや食事作りを体験し、熊本の子供たちとも交流を深め、楽しい思い出の5日間でした。

■春の恵みタケノコ掘りを体験
毎年恒例となっているバーベキューを会社ぐるみで実施している医療関係の団体に、タケノコ掘り体験を募集したところ応募があり、事前にタケノコの見つけ方や掘り方などを伝授。スコップ片手に竹林に入りました。
全員タケノコ掘りは初めてで、中々見つけづらく苦労していましたが探すコツを教えたところ、竹林のあちこちから見つけた喜びに歓声が上がり頑張って掘っていました。

■ひかわツーリズムがシイタケ駒打ち体験を実施
環境学習の一環で立神峡とのコラボでシイタケの駒打ち体験を実施しました。
桜満開の中、花見客や宿泊客を交え、クヌギの原木にドリルで穴あけ作業から始め、穴にシイタケの菌が入ったコマを木のハンマーで叩き終了。約2年もすれば立派なシイタケのどんこが収穫できる予定。参加者は嬉しそうに原木を持ち帰りました。

■ベトナムの農業実習生が桜の花見見学
八代のトマト農家でベトナムの農業実習生を雇い入れている方が立神峡での花見見学の為に訪れ、実習生は満開の桜の下で大喜び。オーナーの話によると約3haのハウスでトマトを作られているとの事。農業実習生は今や無くてはならない存在でよく働いてくれるとの事。最近では、氷川町も含め多くの外国人が日本の農業を支えて、立神峡にも自然豊かな環境を求め、休日にはよく訪れています。夏には水遊びにも来るので、外国語の表記なども検討しなければなりません。今年の桜は、例年に無く、花の期間が長くて多くの人達を楽しませることが出来ました。

問合せ:立神峡公園管理棟
【電話】0965-62-1543(火曜定休)