くらし 新たな交流拠点、完成 湯前駅レールウイング複合施設落成式

湯前駅レールウイング複合施設の落成式を11月1日に開き、松村祥史参議院議員や馬場成志参議院議員など関係者32人が参加。テープカットや施工・設計監理者への感謝状贈呈を行いました。
平成2年に建設した湯前駅レールウイング。これまで主にイベント会場として多くの人に利用されてきました。完成から30年以上経過し、木製の床材などが老朽化。もう一度、気軽にイベントや交流の場として使えるように、昨年10月から改修工事に取り掛かり、ことし10月に竣工しました。床面積は約2190平方メートル。床材の張り替えとともに、新たに大きな屋根や更衣室・トイレを新設し、バリアフリーの全天候型イベントスペースとしました。設計監理は株式会社SDA建築設計事務所、施工は味岡・高木特定建設工事共同企業体が担当。総工事費は約3億9500万円となりました。
始発・終着駅として、町民はもちろん、観光客も迎え送り出す新しい駅施設へと生まれ変わりました。長谷和人町長は「まちの玄関口となるレールウイング複合施設を、未来にわたり光り輝く施設として有効に活用したい」とあいさつしました。
式典後には、湯前駅レールウイング複合施設リニューアルオープン記念式典・出発マルシェを開き、ステージでは和太鼓演奏やエイサー、ダンスなどを披露。会場を盛り上げるとともに、施設の完成を祝いました。