- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県湯前町
- 広報紙名 : 広報ゆのまえ 2026年1月号
■Profile
ちうちとよこ(82・植木)
平成10年3月まで湯前町役場に勤務。町民福祉課(当時)の窓口で悩みの相談に来る町民が多かったことから相談窓口の必要性を実感し、平成7年に町ボランティアグループ『あゆみの会』を設立。退職後の平成15年には人吉球磨精神保健福祉ボランティア『麦の会』を設立するなど、率先して心に寄り添う活動を続けている
▽心に寄り添い30年
10月3日、合志市文化会館で令和7年度精神保健福祉大会が行われ、地内豊子さんが熊本県知事表彰を受賞しました。同表彰は精神保健福祉事業の発展に貢献し、15年以上活動を続ける人に贈られます。地内さんはボランティアグループの設立やデイサービスへの訪問支援など、多くの人に寄り添った活動を続けて地域に貢献。困りごとを抱えた人も話がしたい人も気軽に立ち寄れて、心穏やかに過ごせる居場所を作っています。
▽支えて、支えられて―
12月2日に町長室で受賞を報告。長谷町長は「人吉球磨で福祉のネットワーク整備に尽力され、ボランティアで地域密着型の活動をされている。今回の受賞はこれまでの活動をさらにパワーアップする機会になったと思う。無理のないようにこれからもお願いします」と激励しました。
地内さんは自宅敷地内にある離れを改築し、令和5年3月に「おだやかな居場処『光』」を開所。「生きづらさや悩みを抱えた人たちの、心のよりどころになれば」という思いを持ってボランティアグループの会員らと自主的に運営しています。これまで出会った人とのつながりや信頼関係が、活動を続ける原動力となっています。
「ボランティアグループの設立などたくさんの人に支えられて活動を続けてこられた。出会う人に本当に恵まれていると感じる。精神疾患のことを知らない人も多く学ぶ機会が少ない。病気について知ってもらえるように、勉強会を開くなど学校やまちと連携していきたい」と話す地内さん。一人一人に寄り添う地内さんとの信頼が、多くの人の心を支えています。
