文化 MANGA NEWS 地域おこし協力隊が湯前まんが美術館の旬な情報をお届け

■NEWS1 プロに教わるチャンス「2024ザ!まんが教室開催」
今月25・26日の2日間、プロのマンガ家を講師に1ページマンガを完成させる「ザ!まんが教室」を開催します。講師は芦北町在住のマンガ家、村枝賢一先生(代表作『仮面ライダーSPIRITS(スピリッツ)』など)と森真理先生(代表作『銀のしっぽ』など)。村枝先生はストーリーマンガ、森先生は4コママンガの作画指導を担当します。
1日目はストーリーの作り方や人物の描き方の指導を受けて作画に入り、2日目は先生からアドバイスを受けながらマンガを完成させ、先生から一人一人の作品に講評します。先生お気に入りの作品には賞の授与もあります。
「まんが教室」終了後には、リニューアルした美術館特別展示室でライブペインティングイベントも開催予定です。村枝先生・森先生と一緒に大きなイラストを完成させましょう。
場所:湯前町農村環境改善センター
日時:
・1月25日(土)13:30~16:30
・1月26日(日)9:30~12:00
・13:30~ライブペインティングイベント
※自由参加
参加費:無料
定員:20人
※定員を超えたときは抽選
申込方法:本紙下のQRコードを読み込み、入力
申込締切:1月10日(金)

■Pickup 広報湯前良輔アーカイブ展
現在開催中の展覧会から、那須先生の魅力あふれる作品をピックアップ!
『正月の遊び』

▽那須先生のことば
私の少年のころの正月の遊びは、村の神社や寺の境内に集まって独楽(こま)まわしや竹馬遊びで忙しかった。互いに割れそうにない樫(かし)の木の節くれを探して手製の独楽を作り、鉄の輪をつけたり足にくぎをつけてみたりして頑丈な独楽をつくるのにいろいろと工夫をした。
―那須良輔『一筆啓上』(熊本日日新聞,1985年12月11日)

■NEWS2 まんが美術館の魅力を各地へ未来へ つなぐ「まんがのまちづくり」
昨年12月5日、球磨中央高校(錦町)で「球磨地域学外部講師招聘(しょうへい)授業」が開かれ、湯前まんが美術館の地域おこし協力隊二人が講師として登壇しました。「地域に根差す“まんが美術館”~風刺漫画からアニメまで~」と題し、那須良輔関連資料と湯前まんが美術館の歴史や今後の企画展・イベントの展開などを話しました。日本を代表する文化となったマンガ・アニメコンテンツを保存、展示する「マンガミュージアム」として、湯前まんが美術館には無数の可能性が詰まっています。私たちにとっても、今後のまんが美術館のあり方を考える貴重な機会となりました。
12日には、湯前小学校4年生の皆さんをまんが美術館に迎え、美術館の見学ツアーと講話を行いました。講話の中では、ふるさとの漫画家・那須良輔先生の作品に関するクイズを出題。地域おこし協力隊の美術館での仕事や、ゆのまえ漫画フェスタでコスプレをする理由など、質問もたくさんしてもらいました。今回の授業を通して、まちの宝である那須作品とまんが美術館の魅力を知ってもらえたならうれしいです。

■NEWS3 入賞作品がずらり 第33回那須良輔風刺漫画大賞作品展
今月16日から、まんが美術館特別展示室で「第33回那須良輔風刺漫画大賞作品展」を開催します。昨年、全国各地から640点の力作が寄せられた「第33回那須良輔風刺漫画大賞」。デジタル作品の応募を認めたことやデザイン専門学校・マンガ関係学部・学校からの応募が増えたこともあり、前年度から200点近くの作品増となりました。
今回の作品展では一般部門やジュニア部門の入賞作品を中心に、現代の社会情勢を反映した「風刺漫画」の魅力をあますところなく取り上げます。
場所:湯前まんが美術館
会期:1月16日~2月下旬予定
開館時間:10:00~18:00
入館料:
・高校生以上…300円
・中学生以下…100円
・未就学児…無料
その他:入館料割引は湯前まんが美術館にお尋ねください

■Information 那須先生の作品画像を無料で利用可能!
まんが美術館に収蔵されている那須先生の作品画像を無料で利用できます。利用したいときは申請書を教育課に提出してください。くわしくは教育課に問い合わせるか、まんが美術館ホームページで確認してください

問合せ:教育課
【電話】0966-43-2050
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