スポーツ 輝け!湯前から全国へ―Topicsー高校生特集ー
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- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県湯前町
- 広報紙名 : 広報ゆのまえ 2025年8月号
緊張や不安、楽しみ…さまざまな感情と闘いながら活躍する高校生。勉強や部活動など、日々全力を注いでいます。この夏『令和7年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)』に出場する選手を紹介します
■岩本隼(はやと)さん(鹿児島情報高校3年・下染田)
種目:柔道男子90kg級
県予選大会まで、もし負けてしまったらどうしようと不安に思う時もありましたが、これまで練習してきたことを思い出して自信をつけ『優勝して当たり前』という強い気持ちを持つことができました。個人戦でのインターハイ出場は初めて。大会まで、相手を最後まで投げ切る力をつけて、確実に技をかけて決めたいです。
幼いころから湯前町の皆さんに応援してもらっているので、結果で恩返しをしたいです。全国の舞台で上位入賞を目指して頑張ります。
■多良木姫愛来(きあら)さん(宮崎第一高校3年・上村)
種目:空手道女子団体組手
最後の県・九州予選大会では、これまでの高校3年間を思い出して『楽しむマインド』で挑みました。インターハイに行けるのは県内で1校だけ。全国の切符を手にするまで、何校もの選手と試合をして勝ち上がりました。ここまで私と試合をしてくれた相手選手の気持ちも背負って全国に挑みます。
小学生から空手を始め、ことしで10年。今はまだ悔いが残っている状態です。大会では組手だけでなく、練習できる環境があることや試合場に立てることなどに対する感謝の気持ちも持って試合で全力を出します。
■石井愛子(あいこ)さん(宮崎第一高校3年・馬場)
種目:空手道女子個人組手
県・九州予選大会では、勝たないといけないというプレッシャーもありましたが『絶対に勝つ気持ち』の方が大きく、強気で挑むことができました。
インターハイで優勝することが目標。大会当日まで、自分の得意技を極めたり、技の改善点を意識して練習に取り組み、今以上にもっと強くなります。
大会ではとにかく悔いを残さず、全国の舞台で最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力で試合に挑みます。日本一になることを目指して、とにかく楽しんで試合をしたいです。
■須賀威仁(たけひと)さん(人吉高校3年・上里1)
種目:陸上男子やり投げ
やり投げを始めたのは高校2年生のころ。県・南九州予選大会前は『自分の実力だったら入賞できる』と思って練習していましたが、不安になる時もありました。上位入賞し、インターハイへの出場が決まったときにはひとまず安心しました。とにかく自分がやってきた練習を信じて、大会本番では自分の全力を出します。
初めての大きな大会で緊張もありますが、インターハイという一つの大きな目標であった大会に出られるという楽しみもあります。全国の強者たちが集まる大会であり、今の自分の力を確かめられる機会。これまで練習してきた自分の投げができるように、優勝を目指して大会を楽しみます。
■岩野新(あらた)さん(球磨工業高校3年・瀬戸口)
種目:カヌー男子カナディアンフォア200メートル・500メートル
最後の挑戦で勝ち取った全国の舞台。仲間を乗せている責任や何としてでも優勝しなければというプレッシャーがあり、特別な思いで県予選大会に挑みました。
インターハイへの出場が決まり、まずはホッとしましたが、すぐに全国に向けて気持ちを切り替えました。フォアは4人で息を合わせて漕こがなければ前に進みません。学校や部活動で苦楽をともにしている仲間を信じ、心を一つにして大会に挑みます。200メートルの部・500メートルの部のどちらも優勝を目指して最後まで頑張ります。