- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県湯前町
- 広報紙名 : 広報ゆのまえ 2025年8月号
湯前小学校の3・4年生の総合的な学習の時間に”ふるさと湯前町”について学びました。勉強したことを忘れず、ふるさとを誇りに思ってほしいです
■4年生『山は地球のたからもの』
6月30日、4年生児童は『環境を守る』ことをテーマにしたふるさと教育の一環としてまちの森林について学習しました。
木を切って植林するといった木のサイクルについて役場農林振興課職員が説明。木を伐採するときの服装や道具を実際に見て学びました。生活するうえで必要となる水は、山があるから生まれることも勉強。土砂崩れを防いでいることや、おいしい水が飲めることなど山が私たちの生活を守ってくれていることに驚く児童もいました。身近にある大切な資源を知って、子どもたちが大人になったときも山を守ってもらいたいです。
■3年生『郷土の味を手作り』
7月11日には、3年生児童が保護者と一緒に味噌づくりに挑戦しました。今回の味噌づくりをサポートしたのは、下村婦人会市房漬加工組合の福屋眞貴子さんと右田エリさんです。
大麦と塩を入れてよく混ぜた後、ペースト状にした煮大豆と大豆の煮汁を入れてこねますが、これがとても力のいる作業。親子で交代しながらしっかりとこね、味噌ができるまでの工程を体験を通じて学びました。こねた物は、ビニールに入れて持ち帰り、自宅で完成を待ちます。児童らは「味噌がたくさんできてびっくりした。この味噌を使って料理するのが楽しみ」と手作り味噌の完成を心待ちにしていました。多くの人に長年親しまれてきた下村婦人会の味噌。今回の体験を通じて、郷土の味と手作りのおいしさを学びました。