くらし Topics

■会員同士の連携と協力 救命講習とモルックで交流
7月29日に湯前町老人クラブ連合会が、町老連救急救命講習講習とニュースポーツ大会を開き、老人クラブ会員が参加しました。本講習会は、日ごろの老人クラブ活動中に体調を崩した人がいたときの対処方法を学ぶことと、会員同士の交流を深めて活動を活発化させることを目的として行われています。
救急救命講習では、上球磨消防署から講師を招いて人命救助の講話と心肺蘇生法やAEDの使い方を体験。ともに活動を楽しむ仲間に、もしものことが起きても落ち着いて対応できるよう学びました。
ニュースポーツ大会ではモルック※を体験。モルックは点数の計算やどのピンを倒すかなどの戦略にとても頭を使う競技です。ピンが狙った方向に倒れなかったり、高得点を獲得したりと会場は大盛り上がりでした。中村賢一会長(82=上里3)は「今日は有意義な講習を受けた。何が起こるか分からないので、講習で学んだことを役立ててほしい。モルックも楽しくできたので、地区に普及していきたい」と話しました。
※木製の棒を投げて得点が書かれたピンを倒すゲーム。50点を先取した方が勝利となる

■きれいな駅で迎えたい 町文化協会が駅周辺を清掃
8月3日に、湯前町文化協会が湯前駅周辺の清掃活動を行い35人が参加しました。活動は午前6時ごろから始め、次の列車が来るまでの間、駅のホームや駅前の草抜きなどをして汗を流しました。
同活動は協会設立の年に始まったもので、ことしで40回目。”お盆に帰省してくる人たちをきれいな駅で迎えたい”という目的で、毎年行われています。現在、列車を利用して帰省してくる人は少なくなりましたが、湯前駅を訪れる全員に喜んでほしいという思いで活動を続けています。参加した中武典子さん(71・上里3)は「みんなで協力して汗を流し、参加者同士で交流ができた。きれいになった駅を見たくま川鉄道の車掌さんからお礼の言葉をいただき嬉しかった」と話しました。
今年は、文化協会員のほかにも数人が参加。列車と多くの人を毎日迎える駅がきれいになり、これまで以上に気持ちよく利用できるようになりました。

■みんなで掴んだ勝利 湯前B.B.C県大会で3位入賞
第43回九電旗学童軟式野球熊本県大会キレイライフプラストーナメントが7月に熊本市の各会場で開かれ、湯前B.B.C(澁谷秀明監督)が出場。県内各地から予選を勝ち抜いた32チームが出場する中、見事ベスト4入りを果たしました。
同大会は、九電旗兼RKK旗学童軟式野球大会(郡市予選)の上位2チームが出場できる県大会。球磨人吉代表として湯前B.B.Cと球磨F.ホークスの2チームが出場しました。1回戦を終盤の逆転で制した湯前B.B.C。勢いそのままに勝ち進みましたが、最後は強打の西原村学童野球クラブの前に惨敗となりました。澁谷監督は「大会を通して、先制されても落ち込まず、集中力を切らすことなく強い気持ちを持って試合を進めることができたことが良かった。接戦を勝ちきれたことで、チームとして大きな自信を持つこともできた。湯前B.B.Cは結成4年目の歴史が浅いチーム。これからもたくさんの野球少年・少女たちと強いチームをつくっていきたい」と今後を見据えました。

▽大会結果/第43回九電旗学童軟式野球熊本県大会

■元気いっぱい夏の夜 湯前保育園で夕涼み会開催
8月2日に湯前保育園で夕涼み会が開かれ、園児や保護者らが参加しました。会のはじめには、園児が和太鼓演奏・歌・体操を披露し、会場が一気にお祭りの雰囲気に。緊張しながらも元気いっぱいに披露するかわいらしい姿も見られました。
保護者会役員や有志らによるかき氷や焼きそば、輪投げなどの出店を前に、目を輝かせてワクワクする園児。参加者らは園庭でレジャーシートを広げ、普段とは違う夜の保育園でのお祭りを楽しみました。