広報ゆのまえ 2025年9月号

発行号の内容
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くらし
防災特集 守りたい命のために(1) ■「防災」を見つめなおす 大正12(1923)年9月1日に発生した「関東大震災」は、死者・行方不明者10万5千人あまりという大きな被害をもたらしました。この震災を教訓として、一人一人の防災対策の重要性を広く国民に理解してもらうため、国は9月1日を「防災の日」と定めました。 いつ発生するかわからない災害から身を守るには「日ごろの備え」と「早めの避難」が重要。防災の日を迎えた今、自分の命を守るために必...
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くらし
防災特集 守りたい命のために(2) ■今いる場所は安全? 避難とは[難]を[避]けること。安全な場所にいる人は避難する必要はありません。まずは、今いる場所が危険な場所であるかどうか、防災マップなどで確認しましょう。 また、避難先は市町村が開設する避難所だけではありません。安全な場所にある親戚や知人宅、ホテルなどに避難することも考えましょう。 ※ホテルや旅館は通常どおり宿泊料が必要です ■大変なときこそ助け合い 避難所は共同生活の場で...
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くらし
Topics ■会員同士の連携と協力 救命講習とモルックで交流 7月29日に湯前町老人クラブ連合会が、町老連救急救命講習講習とニュースポーツ大会を開き、老人クラブ会員が参加しました。本講習会は、日ごろの老人クラブ活動中に体調を崩した人がいたときの対処方法を学ぶことと、会員同士の交流を深めて活動を活発化させることを目的として行われています。 救急救命講習では、上球磨消防署から講師を招いて人命救助の講話と心肺蘇生法...
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くらし
Interview 1年を過ごして―副町長にインタビュー 令和6年4月1日に就任した清藤副町長。 1年が経った今、ふるさとに対する思いを聞きました。 ■清藤浩文(きよふじひろふみ)(62・瀬戸口) 瀬戸口区出身。大学卒業後、熊本県職員として38年間勤務し退職。令和6年4月、43年ぶりに湯前町に帰り、現在副町長として勤務 ▽ふるさとに帰ってきて、どのような1年でしたか ようやく仕事の全体像がつかめましたが、これまで業務として関わったことのなかった税務や福祉...
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文化
湯前歴史散歩 相良三十三観音めぐりと御詠歌(1) 9月の秋の彼岸には相良三十三観音めぐりが行われます。今回は観音めぐりのことを紹介します。 ■三十三観音の起源 三十三観音とは、観音菩薩が衆生(しゅじょう)を救うとき33の姿に変化するという信仰に基づき、三十三ヶ所の霊場を巡拝するもので、近畿地方を中心とする西国三十三所が11世紀ごろに成立しました。時代が下り江戸時代になると、各地に西国三十三所になぞらえた観音霊場がつくられました。 では、相良三十三...
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文化
MANGA NEWS 学芸員が湯前まんが美術館の旬な情報をお届け ■NEWS1 ことしも力作が勢ぞろい!第3回学習マンガイラストコンテストinゆのまえ 毎年、湯前町の小・中学生を対象に開催している『学習マンガイラストコンテストinゆのまえ』。子どもたちが読んで感動したマンガや学びになったマンガを題材にして1枚のイラストを描き上げるという、全国的に見てもユニークなコンテストです。マンガを通じた知識の習得や知的好奇心の育成はもちろん、自分の学びや感動をイラストにする...
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健康
暮らし・健幸ー栄養・歯科ー ■身につけましょう 毎日歯磨き習慣 毎日歯を磨く人は97.2パーセントと、ほとんどの人が毎日歯磨きをする習慣が身についていますが、1日3回歯を磨く人は31.1パーセントということが、厚生労働省の調査(令和6年歯科疾患実態調査)で分かりました。 歯磨きは”食べたら磨く”が基本で、1日3回歯を磨くのがベストです。しかし、さまざまな事情で毎食後に歯磨きをすることが難しい人もいると...
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くらし
暮らし・健幸ー環境ー ■海洋プラスチックごみになる前に プラスチックは太陽光で細かく分解され、マイクロプラスチックとなります。近年ではプラスチックごみによる海の汚染が、地球規模で問題となっています。 普段の生活で発生したプラスチックごみは、雨や風で川に流され、海へと流れ着きます。プラスチックごみが海へ流れないようにするために、大雨や台風の前には自宅周辺の片付けをすること・普段からごみの減量化やリサイクル品の分別も心がけ...
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健康
暮らし・健幸ー保健ー ■『予防救急』を知っていますか? 9月9日は『救急の日』です。救急車で搬送されるような病気やけがの中には、日常のちょっとした心がけで防ぐことができるものもあります。救急車を呼ぶ必要があるような病気やけがを防ぐために気を付けるポイントを知り、日ごろから意識して行動することを『予防救急』といいます。 ▼予防できる病気やけが ▽転倒・転落 ・歩きやすい靴を履く ・靴下やスリッパは滑りにくいものを履く ・...
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くらし
暮らし・健幸ー本の世界ー ■今月のおすすめ “知っているようで実は知らない身近なもの・ことへの知的好奇心の旅”をテーマに、本を紹介します! ▽球磨おんな風土記 井上道代(著)・弦書房 日本の歴史上、鎌倉以後室町戦国期、さらに織豊期・江戸期を通して、700年間、藩の名とその位置づけが変わらなかった数少ない藩の一つ、相良藩(熊本県球磨・人吉地方)の物語。 ▽ケアの理論―フェミニズムの政治思想 岡野八代(...
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くらし
青年団だより ■真夏の暑さを吹き飛ばせ! 7月27日、球磨郡内の青年団が参加する「第50回球青協体育祭」が開催されました!土嚢(どのう)リレーや借り人競争など青年団の体育祭ならではのユニークな種目や、大縄跳びのような全員が協力して挑む種目まで盛りだくさん。団員一人一人が全力で頑張りました。町村対抗リレーでは1位を勝ち取ることができ、体育祭総合順位は昨年の4位から2位に躍進しました。 ■球青協文化祭開催決定! 9...
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スポーツ
B and Gだより ■水辺で安全に楽しむために… 7月21日海の日に、海洋センタープールで水辺の安全教室を開きました。上球磨消防署協力のもと、おぼれている人を救助用のロープで助ける本格的な救助法を見学し、勢いとスピードに驚きました。ロープを使った救助や消防署で使っているライフジャケットの浮力を体験させてもらい、とても貴重な経験になりました。 教室の後半では、B&G指導者会員が水辺での事故を防ぐ学習とSUP(...
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子育て
地域と学校が協働する活動 学校が地域を元気にする!地域が学校を元気にする! ■『まんがのまちゆのまえ』を学ぶ 小中学校でまんが授業開催 7月4日、湯前小の4年生児童と湯前中の全校生徒を対象にした「まんが授業」が開かれました。崇城大学で准教授を務める木下裕士さんを講師として、漫画の歴史や風刺漫画の意味などを学びました。 授業は「もっと良くなる!まんが的表現」というテーマで進められ、風刺漫画を描くときのアイデアの出し方や構図のポイントなど『那須良輔風刺漫画大賞』の受賞作品を紹...
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その他
人のうごき7月 人口:3384人 男:1600 女:1784 世帯:1505世帯 ※7月31日時点
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その他
編集後記 緑の少年団のキャンプは、遊びに勉強、調理…盛りだくさんの2日間でした。活動中出されたスイカに大喜びする子どもたち。「夏だー!」と叫んで冷えたスイカをほおばる顔は、満点の笑顔でした。夏休みを全力で楽しむ子どもたちを見て、暑さにへばっている場合じゃないと自分にムチを打ち、カメラを構えました。 近頃地震や豪雨が多く、不安になる回数が以前よりも増えました。避難経路の確認や非常食、簡易トイレなど、少しずつで...
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子育て
全力夏休み!緑の少年団、校内キャンプ開催 8月19・20日、湯前小学校4~6年生の児童を対象とした緑の少年団で『第1回湯前町緑の少年団夏季研修校内キャンプ』が行われました。同少年団は自然とふれあうことで緑を愛し、守り育てることを目的に活動しています。 例年夏休みに活動を行いますが、校内キャンプは初めての開催。2日間でプールでの着衣泳・夕食のカレー作り・肝試し・モルックなどを体験しました。はじめは、いつもと違う環境での活動に緊張気味でしたが...
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くらし
ゆのまえ 心豊かで、活力があり、未来を創造する町 ・町章 ・町の鳥「メジロ」 ・町の花「ツツジ」 ・町の木「ヒノキ」 ・町ホームページ ・町公式LINE(ライン) ・町公式instagram(インスタグラム)
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くらし
町民憲章 Town’s People Charter 一.健康で心豊かなまちをつくりましょう 一.平和・勤勉・明朗なまちをつくりましょう 一.自然を人を郷土を愛するまちをつくりましょう 一.活力があり未来あるまちをつくりましょう 私たちは湯前町民であることに誇りを持ち、豊かで明るく住みよい町にするために町民憲章をここに定めます。
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その他
9月の表紙 ■全力投球の夏―。 緑の少年団の校内キャンプでモルックを体験。青々とした芝生が広がる夏のグリーンパレスに、元気溢れる声が響きました。夏休みを全力投球で過ごした子どもたち。次は行事がたくさんの秋が待っています 撮影場所:ゆのまえグリーンパレス
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その他
その他のお知らせ(広報ゆのまえ 2025年9月号) 令和7年9月1日発行第531号 編集・発行:湯前町役場総務課〒868-0621熊本県球磨郡湯前町1989-1 【電話】0966-43-4111【HP】https://www.town.yunomae.lg.jp/ 印刷:(有)町田印刷 見やすく読みまちがえにくいユニバーサルデザインフォントを採用しています。