健康 包括だより

■11月14日は「世界糖尿病デー」!
11月9日から15日は「全国糖尿病週間」です。全国糖尿病週間は国連が定める11月14日の「世界糖尿病デー」に合わせて、日本糖尿病協会が昭和40年に制定しました。

○糖尿病とは?
血糖値を下げるはたらきをするホルモンはインスリン。その「インスリン」作用不足によって血中のブドウ糖(血糖)が増えた状態(高血糖)が続く病気です。
軽度の高血糖ではほとんど自覚症状はなく、その真の怖さは、血管の内膜が傷むために起こる合併症です。視力低下を起こす糖尿病性網膜症、透析が必要となる場合もある糖尿病腎症、体に痛み・しびれなどが現れる糖尿病性神経障害の「三大合併症」のほかに、動脈硬化による脳卒中や心筋梗塞、骨粗鬆症、認知症、歯周病などの一因にもなると考えられています。

11月7・8日の「いいな、いい歯の日」にちなんで“糖尿病と歯周病の関係”について考えましょう。

※HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは?…赤血球中のヘモグロビンに血液中のブドウ糖がくっついた割合を示すもので、過去約1~2カ月前の平均血糖値を反映しています。

歯周病対策で大切なのは口腔ケアです。食べたら歯磨きをして歯垢をためないようにしましょう。肥満や喫煙も歯周病悪化に影響するため、適度な運動や禁煙も重要です。そして定期的に歯科受診を行いましょう。球磨村でも節目年齢の人を対象に「歯周疾患検診」を行っていますので是非この機会に受診してみませんか?

問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】32-1112