健康 健康ひた21計画・日田市食育推進計画(1)

健康ひた21計画・日田市食育推進計画
みんなで目指す健康で明るく活気に満ちたまち

“健康”は、安心して心豊かな生涯を送るために欠かせないものであり、いつまでも健康であり続けることは、自分らしく生きていくための基盤となります。
健康を守るため、健康寿命の延伸を根幹の考えとし、市民一人ひとりが主体的に健康づくりに取り組み、地域や関係機関等と市が協力し合い、健康の保持増進を目指します。

■知ってる?健康寿命と平均寿命の差
▽健康寿命とは
大分県では健康寿命の定義として、「介護保険の要介護2以上の認定を受けていない方」を健康と見なし、「お達者年齢」として毎年、公表しています。
市町村別の場合は人口規模が小さく、単年度で精度が低くなるため、5年間の平均値を使用しています。

▽日田市の「お達者年齢」は年々上昇
5年間(令和2~6年)で
男性は0.71歳、女性は1.01歳延びている

▽平均寿命とお達者年齢の差
お達者年齢を延ばし、平均寿命との差を縮めることは健康で自立した生活を長く続けるために重要です!
(出典)大分県健康指標計算システム
(R6)
日田市:
・男性…平均寿命80.82歳←1.28年→お達者年齢79.54歳
・女性…平均寿命87.53歳←2.85年→お達者年齢84.68歳
大分県:
・男性…平均寿命81.78歳←1.49年→お達者年齢80.29歳
・女性…平均寿命87.86歳←3.20年→お達者年齢84.66歳

■なかなか上がらない「健診受診率」

特定健診受診率:36.1%
県内ワースト3位(R5)
受診控えが起こったコロナ禍以降、特定保健指導の実施率は回復傾向にある一方で、国保被保険者に係る特定健康診査の受診率は、いまだ横ばいの状況です。

■重点的な取組と目指す成果
科学的根拠に基づき、重要かつ効果が見込める「栄養・食生活」「運動」「喫煙対策」の3つを優先課題とし、行動目標を設定しています。

▼栄養・食生活「市民は野菜摂取が少ない?」
行動目標:
(1)バランスの良い食事
(2)野菜を食べる
(3)減塩

▽目標とする1日の野菜摂取量350gを達成できている人(青壮年期)の割合(R5)
男性:3.6% 全国平均25.2%
女性:2.8% 全国平均21.9%
※全国平均は20歳以上のデータです。
(出典)国民健康・栄養調査

▽バランス良く食品を選んだり、食事を準備できる人の割合
65~74歳:65.5%
75歳以上:66.7%
→目標値…80.0%

▼運動「1日どれくらい歩いていますか?」
行動目標:からだを動かす

▽定期的に運動をしている人の割合(R5)
1日30分以上、週2回以上の運動をしていると回答した人
男性:38.1% 県平均49.2%
女性:29.2% 県平均38.6%
男女ともに県平均を大きく下回っている
→目標値…男性56.0%、女性50.0%

▼喫煙対策「たばこによる体への悪影響を知っていますか?」
行動目標:
(1)たばこによる体への悪影響を知る
(2)受動喫煙を受けない

▽毎日たばこを吸う人の割合(男性)(R5)
20~39歳:31.4%
40~64歳:27.2%
65歳以上:19.5%
20・30代が最も多く、県下でも高い30%超え!

西部保健所が行った「たばこに関するアンケート」の最新データでは、
受動喫煙に無関心な人:27.9%
1年以内に受動喫煙にあった人:77.6%