- 発行日 :
- 自治体名 : 大分県九重町
- 広報紙名 : 広報ここのえ 令和7年10月号
なるほど“ザ”人権講座 第4回講座を開催しました。
9月18日に第4回「なるほど“ザ”人権講座」を開催しました。
今回は「部落差別の現実を知る」をテーマに、九重町人権意識調査の結果報告を行った後、部落解放同盟大分県連合会九重支部支部長・松山マツ子氏を講師にお迎えしました。松山氏にはご自身の経験をもとに、今もなお残る部落差別の現実や、部落問題との向き合い方についてご講演いただきました。
参加者からは、
「寝た子を起こすなではなく、現実に起きたことを伝え、学習していくことが大事だと思った。」
「九重町で実際にあった差別のことを伝えていただき、身近な差別を知ることで自分事として考えることができた。」
といった声が寄せられ、部落問題を「自分には関係ないこと」とせず、意識を改める姿が見受けられました。
グループ討議では、「親戚から結婚差別的な発言があったら?」という議題をもとに、当事者と第三者それぞれの立場から「自分ならどう対応するか」を話し合いました。
討議の中では、
「差別された人だけが悲しい思いをし、学習し、運動していくのはおかしい。」
「結婚差別に限らず、そのような場面に遭遇した時に、正しい意見を言えるようになりたい。」
といった意見が挙がり、「差別をなくすためには、誰もが自分ごととして考え、行動していく姿勢が求められる」という共通の思いが浮かび上がりました。
本講座の大きな特長のひとつは、グループでの話し合いにあります。自分の中で漠然としていた思いを言葉にすることで整理でき、また他の参加者の意見を聞くことで、自分にはなかった多様な考え方に触れることができます。
いよいよ次回は最終回!
テーマは「わが子にどのようにして部落差別を伝えていくか?」です。
(社会教育課)
