くらし 市長コラム

今月は宮崎市の財政状況について説明しています。「財政」というと難しく感じられるかもしれませんが、簡単に言えば市のお金のやりくりであり、とても重要です。地域のお祭りへの補助、学校や交流センター、道路といった身近なものの修繕や管理費など、市にお金がなければ成り立ちません。
近年は物価が高くなり、市が支払うお金も増えてきているうえに、福祉サービスに必要なお金も増えてきており、やりくりが大変です。今までの使いみちを急に制限すると皆さん困りますので、ふるさと納税をはじめ寄付金を努力して集めたり、国や県のお金を活用したり、公共施設の利用料やごみ袋の購入代金といった形で集めています。また、市内企業が業績を伸ばしたり誘致企業が市内に投資をすることでも税収が増え、財政にゆとりが生まれます。
市民サービスを維持し、将来の子どもたちへ魅力的な街を残していくためにも、引き続き努力してまいります。皆さまのご理解をなにとぞよろしくお願いいたします。

宮崎市長 清山知憲