- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県宮崎市
- 広報紙名 : 市広報みやざき No.986 令和7年12月号
◆#1 平和を未来へつなぐ「戦後80年 みやざき市民のつどい」
戦没者を追悼し、平和について考える「戦後80年みやざき市民のつどい」を、10月23日(木)に宮崎市民プラザで開催しました。つどいでは、市戦没者遺族連合会会長のせきや ただし氏が、2歳のときに戦争で父親を亡くしたことや、戦後の母との苦しい生活について、時折涙をにじませながら、「二度と戦争をしてはならない。我々のような遺族を出してはならない」と強く訴えました。また、特別授業などで戦争について学んでいる宮崎東小学校と赤江小学校の児童による発表も行われました。そのうち、赤江小学校6年生のひの せいなさんは「若い世代の私たちが戦争についてしっかり学び、実際にあった出来事を周りの人や友達と話し合うことが、戦争の記憶を風化させないことにつながる」と発表しました。戦争体験者や遺族が減り、戦争の記憶の風化が心配されるなか、参列者たちは平和の尊さを改めて胸に刻んでいました。
・追悼・平和祈念式典では、遺族や関係者が献花し、参列者全員で黙とうを捧げました。
・市戦没者遺族連合会会長の関谷忠氏が、自身の体験をとおして戦争の悲惨さと平和の尊さを語りました。
・宮崎東小学校と赤江小学校の児童が、授業をとおして考えた平和への思いを発表しました。
◆#2 地域まちづくりの新しい担い手を考える「みやざきまちみらいトーク」を開催
地域まちづくりの新たな担い手の発掘と活動者の人材育成を目的に、「令和7年度みやざきまちみらいトーク『地域まちづくりの担い手としてのわたしたち』」を10月18日(土)に清武文化会館で開催しました。このイベントは、「自分の住むまちをよくしたい」「何か新しいことをやってみたい」と考える市民を対象に実施したものです。第1部の基調講演では、社会福祉法人三股町社会福祉協議会COMMUNITY DESIGN LAB.所長のまつざき あきら氏が登壇し、地域活動の実践事例などを紹介しました。第2部では、5人のパネリストが「地域推し活のはじめの一歩」をテーマにパネルディスカッションを行い、地域活動に参加するきっかけや、活動を続けていくためのヒントを共有しました。
・社会福祉法人三股町社会福祉協議会COMMUNITY DESIGN LAB.所長のまつざき あきら氏が実践事例を紹介しました。
・パネルディスカッションでは、活動のきっかけや主体性を高めるヒントを得ることができました。
◆#3 キャリアセミナー「市長と描く未来のコンパス」を開催
本市の魅力や可能性について清山市長と宮崎南高校1年生が語り合う初めてのキャリアセミナー「市長と描く未来のコンパス」を10月22日(水)に開催しました。高校1年生とその保護者を対象に、清山市長が直接、本市には多様な活躍の場や可能性があることを伝え、進路選択の視野を広げるきっかけにしてもらうことを目的に実施しました。第1部の市長講演では、本市に魅力ある企業が数多くあることや、市長自身の高校時代に夢を実現するために努力したことなどを紹介しましました。第2部では、生徒3人と将来の夢をどう実現するかをテーマにトークセッションを行いました。清山市長は高校生たちに、「夢は努力によって可能性が広がる。あきらめず努力を続けることが大切」とメッセージを送りました。
・宮崎南高校体育館で開催し、同校1年生と保護者の約760人が参加しました。
・トークセッションでは、生徒が抱える悩みや進路について、市長が温かくアドバイスを送りました。
