くらし インフォメーション
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- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県宮崎市
- 広報紙名 : 市広報みやざき No.980 令和7年6月号
◆6月1日から7日はHIV検査普及週間
HIVはエイズを引き起こす原因となるウイルスです。
HIV・性感染症検査で早期発見・早期治療をお願いします。
市保健所では無料・匿名で受けられる検査を実施しています。
検査項目:HIV・梅毒・性器クラミジア感染症
日時:
・第1月曜日 午後6時から午後7時30分まで
・第3・5月曜日 午後1時30分から午後3時30分まで
結果告知:1週間後
検査項目:HIV・梅毒
日時第2・4月曜日 午後1時30分から午後3時30分まで
結果告知:当日
※検査は通年で実施しています。日程を変更する場合もございます。
※HIV・梅毒検査は血液検査、性器クラミジア感染症は尿検査です。
申込:【電話】23-7333(エイズ相談専用電話)
完全予約制・相談可
▽2021年から、宮崎市で梅毒の患者が増えてきています。
≪症状≫
1期(3週から)…性器や肛門、口に3ミリメートルから3センチメートル大のできものが出現
2期(3か月から)…手のひら、足の裏、体に赤い発疹ができる
3期(3年から)…全身で炎症が進行する
4期(10年から)…脳や心臓に病変ができる
※梅毒は治療で完治しても何度でも感染します。コンドームはHIVや梅毒などの性感染症の予防に役立ちます。
※症状は出たり消えたりしますので、感染していることを知らずに人に感染させてしまう場合もあります。
感染経路はほとんどが性的接触です。
症状が出ない人もいるため、自覚のないまま人に感染させている可能性もあります。
問い合わせ先:健康支援課
【電話】29-5286【FAX】29-5208
◆マダニにご注意ください
マダニに咬まれることで感染する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の報告数が宮崎県は全国で最も多くなっています。市内でも死亡例が発生しており、注意が必要です。マダニから身を守るためのポイントを押さえ、予防しましょう。
○SFTSのおもな症状
・発熱
・消化器症状(嘔吐・腹痛・下痢)など
※SFTSウイルスを持ったマダニに咬まれてから6日から2週間程度で発症します。
○マダニの生息場所
シカやイノシシなどの野生動物が出没する環境に多く生息しています。また、民家の裏山や裏庭、畑、あぜ道、草の生い茂った場所などにも生息しています。
▽マダニに咬まれないためのポイント
・野外では、腕・足・首など、肌の露出を少なくしましょう。
-つばのある帽子をかぶる
-首にタオルを巻くか、ハイネックのシャツを着る
-シャツの袖口は軍手のなかに、裾はズボンのなかに入れる
-服の素材はつるつるした化学繊維などのマダニが付きにくいものを着る
-ズボンの裾は、靴下や長靴のなかに入れる
・野外活動後は、衣服や体にマダニが付いていないか衣服をはたいたり、シャワーを浴びたりして確認しましょう。
・虫除けスプレーを使用しましょう。有効成分(DEET(ディート)、イカリジン)の入った虫除け剤を選びましょう。
▽マダニに咬まれたときの対処法
・ダニ類の多くは長時間吸血します。吸血中のマダニを無理に取り除こうとすると、マダニの口の部分が皮膚に残り化膿する可能性があるため、皮膚科などの医療機関で処置を受けるようにしましょう。
・マダニを取り除いたあと、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱などの症状があるときは医療機関で診察を受けてください。その際、「マダニに咬まれた」ことを必ず医師に伝えるようにしましょう。
○ペットの対策
SFTSに感染した猫や犬との接触により、人に感染することもあります。ペットが散歩などで外で過ごしたあとは、ブラッシングを行い体にマダニが付いていないか確認するようにしましょう。
問い合わせ先:健康支援課
【電話】29-5286【FAX】29-5208