- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県都城市
- 広報紙名 : 広報都城 令和7年11月号
■都城に伝わる妖怪伝承
日本各地に現在まで伝わる妖怪や幽霊などの
※怪異現象に関する伝承の数々。昔はいろりを家族で囲み、年長者が子どもたちに地域に伝わる出来事や昔話、怪談などを語り継いでいました。
時代の変化とともにこのような光景は見られなくなりましたが、都城でも終戦ごろまでは各地域や家々にさまざまな伝承が残っていました。
今回は、「都城市史別編民俗文化財」に掲載されている民話の一節を紹介します。
~山の麓の霧女~
霧島の東麓には昔から霧女が住むといわれている。色が白く面長の美人で、霧の深い日に必ず一人旅の男性を狙い、寄り添ってくる。男性が話しかけようとすると、すぐにその姿を消すという。
近年でも自動車を呼び止めて乗り込み、いつの間にか姿を消し、女が座ったシートはしっとりと濡れていたという話が残る。正体は老いた化けたぬきだという説や、御池町あたりでは白い着物を着た修験者だという説もある。この話は50年代にも噂になり、新聞記事にもなった。
このような口頭伝承も、貴重な民俗文化財の一つです。
※科学的に説明ができない不思議な事象のこと
問い合わせ:文化財課
【電話】23-9547
