くらし クローズアップ まちを支える人たち(199)

小鷺巣在住 大峰 愿(おおみねすなお)(91)さん

■澄んだ水、澄んだ心
○河川を見守り30年
平成6年に始まった、町の「河川浄化等推進員」制度。開始当初から今年3月まで、約30年もの間活動していた大峰愿さん。「活動を始めてからしばらくは、家電、タイヤのほかにも、事業所が捨てたと思われるごみまでも河川に不法投棄されていました」と振り返る。誰かの“悪意”を目の当たりにする日々だったが、誰を責めるでもなく「もっと広報しないといけない」と考えていた。不法投棄されたごみの回収、河川パトロールや広報活動を積み重ねているうちに、少しずつ河川のごみが減っていった。「今は、以前と比べて河川がきれいになりましたね。まちの皆さんの理解があってこそですよ。本当にありがたいことです」と笑顔を見せる。90歳を超え推進員を退任した今でも、河川浄化活動に励む大峰さん。まちの河川を守り続ける澄んだ心は一切の濁りも見せないまま、これからも関わる人たちの心を動かし続けていく。