健康 [お知らせ] 地域包括医療局からのお知らせ

西郷病院 総看護師長の美麻です。今回は、高齢者虐待についてお話しします。
高齢者虐待防止法は、高齢者に対する虐待を防ぎ、保護するための措置や支援について定められた法律で、2005年に制定され、正式には「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」といいます。虐待と聞くと、暴力行為を思い浮かべる方がいると思いますが、次のようなものが高齢者虐待になります。

(1)身体的虐待…叩く、つねる、縛るなど、身体への暴力
(2)介護・世話の放棄・放任(ネグレクト)…必要な介護を怠る、食事を与えないなど
(3)心理的虐待…脅す、ののしる、無視するなど、精神的な苦痛を与える行為
(4)性的虐待…意に反する性的な行為
(5)経済的虐待…財産を勝手に使う、お金を奪うなど

意外と虐待に当たる行為が多いと思います。虐待は、介護者のストレスや孤立、経済的な問題など様々な背景から起こることがあります。背景を理解することで、虐待の予防策を考えるきっかけになります。病院では、身体拘束が必要な患者様に対しては、命の危険がある行為に対して必要最小限となるよう務めています。高齢者虐待は、高齢者の人権を侵害する重大な問題です。住民の皆さんがこの問題に関心を持ち虐待の防止や早期発見、対応について理解を深めることがとても大切です。

■相談先について
虐待を発見した時や疑いがあるときは、ひとりで抱え込まずに専門機関に相談することが大切です。
・地域包括支援センター 【電話】66-2477
・美郷町健康福祉課 【電話】66-3610

お問合せ:西郷病院
【電話】66-3141