くらし 新年のごあいさつ

■五ヶ瀬町長 小迫幸弘(こさこゆきひろ)
町民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた令和8年の新春を、健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。平素より町政全般にわたり、深いご理解と温かいご支援を賜っておりますことに、あらためて厚く御礼申し上げます。
昨年は、戦後80年という節目の年でありましたが、現在も世界各地において紛争や対立が続いており、平和な日常が決して当たり前でないことを、私たちは改めて認識させられています。先人の努力によって築かれてきた今日の暮らしを守り、次の世代へと確実につないでいくことが今を生きる私たちに課せられた大切な責務であります。
また、町議会議員選挙、参議院議員選挙が実施され、国政においては初の女性総理大臣が誕生するなど、大きな転換期を迎えました。物価高対策をはじめ、私たちの暮らしに直結する課題が議論される一方、外交や防衛といった重要な局面も続いており、政治への関心は一層高まっています。
こうした中、本町の基幹産業で ある農林畜産業では、生産者の皆さまのたゆまぬ努力が実を結び、お茶、乾椎茸、畜産分野において全国・県レベルで高い評価を受ける成果が生まれました。これらは五ヶ瀬町の誇りであり、町のブランド力向上に大きく寄与するものです。一方で、担い手や後継者の確保は引き続き町全体で取り組むべき重要な課題であります。
この課題への対応として、昨年、特定地域づくり事業協同組合が設立されました。農林業や観光、福祉などを支える人材を地域で確保し、複数分野を横断的に支える新たな仕組みであり、五ヶ瀬町の産業と暮らしを将来につなぐ重要な一歩です。
また、若い世代の声を町政に生かすため「しゃべり場ごかせ」を開催しました。町の未来や暮らしについて率直に語り合う中で、若い皆さんが地域や政治、行政を自分事として捉え、主体的に関わろうとする姿勢に、大きな可能性を感じました。あわせて、高齢者向けのスマートフォン教室の開催や結婚支援の充実など、世代を超えて誰もが安心して暮らし続けられる環境づくりにも取り組んでまいりました。
町政運営においては、道路や水道をはじめとする生活インフラの計画的な整備を着実に進めております。
九州中央自動車道や竹田五ヶ瀬線の整備は、人の流れや物流を支える重要な基盤であり、町道改良とともに地域の安全性や利便性の向上、さらには産業振興や観光交流の拡大にも大きな役割を果たします。あわせて、防災・減災対策にも継続して取り組み、安心して暮らせる町づくりを進めてまいります。
ふるさと納税額も年末には3億円を超え増額となりました。引き続き創意工夫してまいります。
人口減少や少子高齢化は、本町においてもさまざまな課題を生んでいます。しかし、人口の多さだけで町の価値が決まるものではありません。小さな町だからこそ、一人ひとりの顔が見え、思いが通い合い、地域の力を生かしたきめ細やかな町づくりが可能であります。規模は小さくとも、確かな魅力と誇りを持ち、内外に輝く町であり続けることが、五ヶ瀬町の目指す姿です。
五ヶ瀬町は、厳しい自然条件の中でも、知恵と行動力で道を切り拓いてきた「挑戦の町」です。本年迎える町制施行70周年は、その歩みを振り返るとともに、次の時代へ向けた新たな一歩を踏み出す大切な節目であります。
結びに、本年が町民の皆さま一人ひとりにとりまして、健康で心豊かに過ごせる実り多い一年となりますことを心よりお祈り申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

■五ヶ瀬町議会議長 甲斐政國(かいまさくに)
町民の皆様 新年明けましておめでとうございます。輝かしい年の幕開けを、健やかにお迎えのことと謹んでお慶び申し上げます。
また昨年中、議会活動に特段のご理解をいただき、ご支援ご協力を賜りましたことに、心から感謝とお礼申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、椎茸・お茶・畜産などにおいて、輝かしい成績を納められ、活気に満ちた1年でありました。猛暑の夏となりましたが、台風等の被害もなく、米や野菜も順調で高値で取り引きされました。また、林業従事者やスポーツ関係においても素晴らしい活躍を見せ、若者の力を実感し頼もしく思ったところであります。
教育関係を見てみますと、「全国学力・学習状況調査」において、本町の小中学生は全国平均を上回っているものが多くありました。これはG授業を通して児童生徒と教職員との信頼関係が生まれ、また地域の支えによって築かれたものと思われます。さらなる飛躍を望むものです。
国・県道の整備状況については、国道218号線「九州中央自動車道」や国道503号線「飯干バイパス」、県道8号線「波帰之瀬橋」の工事が着々と進められ、目に見えて動きが感じられるようになりました。これからも関係する市や町村と連携し1年でも早い開通を目指して要望活動に取り組んでまいります。
一方、議会におきましては、昨年7月に任期満了に伴う町議会議員選挙が行われました。結果として、現職7名、新人2名の新たな体制が確立し、構成についてはご案内のとおりであります。
議会は、今期重点的に議会改革を進めようと、9月定例会において「議会改革推進特別委員会」を設置しました。
通年議会やモニター制度導入の是非、本会議の映像配信、議員のなりて不足解消のため議員定数や議員報酬の見直しなど可能な限り積極的に取り組んでまいります。
また、なかなかおさまりのつかないシカ被害対策についても、より効果的な事業展開のため、新規事業の模索など猟友会との連携強化を図りたいと考えています。
今年も議会は、町民の皆さまの福祉の向上と、より質の高い議会活動を目指し努めてまいりますので、尚一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、町民の皆さまにとって幸多き1年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。

■2025年の 五ヶ瀬を振り返る
▽1月
5日消防始式実施

▽2月
16日第55回五ヶ瀬町町民駅伝大会1区9連覇

▽4月
17日第70回宮崎県乾しいたけ品評会団体優勝 甲斐和幸氏・由香氏(スクナ原)
林野庁長官賞受賞

▽6月
4日五ヶ瀬ハイランドスキー場福岡広告協会賞大賞受賞
16日〜20日第41回町民体力つくりバレーボール大会 4区A優勝

▽7月
6日五ヶ瀬町町議会議員選挙

▽8月
10日五ヶ瀬まつり開催

▽10月
3日・4日第65回宮崎県畜産共進会
高千穂地区本部団体優勝3連覇 津隈雅士さん(辻)優等首席(グランドチャンピオン)
17日五ヶ瀬中学校創立10周年記念式典
19日第37回体力つくりソフトボール大会3区(株)松本商事支店優勝

▽11月
16日第13回五ヶ瀬町フロアカーリング大会JA五ケ瀬支店竹優勝
23日株式会社宮﨑茶房宮﨑亮さん農林水産祭 内閣総理大臣賞受賞
29日株式会社緑碧茶園 興梠洋一さん 日本茶AWARD2025プラチナ賞受賞
30日三ヶ所小学校創立150周年記念式典

▽12月
12日五ヶ瀬ワイナリー創業20周年記念式典
19日五ヶ瀬ハイランドスキー場2026シーズンオープン