- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県五ヶ瀬町
- 広報紙名 : 広報五ヶ瀬 2025年10月号 No.705
五ヶ瀬に来てあっという間に半年が過ぎました。五ヶ瀬の夏は朝夕が涼しく生活しやすい環境で最高でした。この半年でたくさんの町民の皆様ともお話をする機会があり、お声かけいただいていることに感謝申し上げます。これからも様々な機会にお話しできることを楽しみにしています。
今回は「番付」について触れていきます。番付とは、大相撲に出場する力士の実力順位をまとめたもので、簡単に言うと「ランキング」になります。
番付はピラミッド構造になっており、上から「幕内」、「十両」、「幕下」、「三段目」、「序二段」、「序ノ口」と実力差によって分けられます。幕内の中でも、「大関」・「関脇」・「小結」の3つの地位の力士を三役といい、最上位の地位が「横綱」となります。
昔は「横綱」という地位はなく、「大関」が最上位でした。「横綱」は優勝力士の称号や大関の中から選ばれる特別の存在という位置づけで、地位としての横綱が確立されたのは1909年以降です。どのようにして「横綱」の地位が確立されたのかは諸説ありますが、現在もその理由は定かではありません。大相撲千秋楽の「これより三役」では、三役と横綱で取り組みが編成されます。
では、今「力士」が何名いるかご存じですか?実は594名(令和7年秋場所現在)いるんです!しかしながら、力士の数は年々減少しており、一番力士が多かったのは、『若貴ブーム』で盛り上がった平成6年夏場所で、943人もいたそうです!
現在、宮崎県出身力士は大相撲に5名在籍しています。本県出身力士で筆頭は延岡市出身 木瀬部屋の長村。先日まで行われた9月場所で勝ち越し、十両昇進に望みをつなげました。11月の福岡場所では、琴恵光関(現尾車親方)以来の関取誕生も夢ではありません!これからの活躍が楽しみな力士です。
