- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県指宿市
- 広報紙名 : 広報いぶすき 2025年7月号
■九州オールドカーフェスタin指宿かいもん 往年の名車が集う
第27回九州オールドカーフェスタin指宿かいもんが4月20日にかいもん山麓ふれあい公園で行われました。当日は時折強い雨が降る時間もありましたが、予定していた半分以上の名車が集結。午後には天気が回復しステージショーも行われるなど、訪れた約6000人が楽しみました。北海道から参加した寺尾孝(てらおたかし)さんは「人が温かく毎年参加するのが楽しみ。開聞岳の麓という景観も合わせて大好き。来年も参加したい」と話しました。
■創立150周年記念看板を設置 地域一体で盛り上げる
池田小学校の校門前に創立150周年の記念看板が4月28日に設置されました。同校の記念行事を広く知ってもらおうと池田小学校創立150周年記念事業実行委員会が企画したもの。当日は関係者や児童約40人が出席し設置セレモニーが行われ記念事業の成功に向けて一歩を踏み出しました。4年の久保雄誠(くぼゆうせい)さん(堀切園)は「創立から150年も経っていると初めて知った。池田小学校をこれからも大切にしてたくさん勉強したい」と話しました。
■はしむれこどもフェスティバル 子どもたちが大集合
はしむれこどもフェスティバルが5月5日に橋牟礼川遺跡史跡公園で行われました。こどもの日に合わせて橋牟礼川遺跡について知ってもらおうと市教育委員会が主催したもの。公園内にあるドングリを持っていくと勾玉(まがたま)のアクセサリーと交換する石器売りのおじさんのコーナーや発掘体験などが行われた他、はしむれ古代マルシェも開催され、訪れた約3700人が楽しみました。市外から訪れた馬場(ばば)みずきさんは「ドングリを集めるのがとても楽しかった」と話しました。
■丹波小児童がヒラメを放流 大きく育って帰ってきてね
丹波小学校の5年生が5月10日に指宿港海岸でヒラメの放流を行いました。指宿港海岸の水域環境の向上と水産資源の保全を目的に指宿港海岸保全推進協議会が企画したもの。指宿港海岸やヒラメの生態について学んだ後、約3000匹のヒラメの稚魚を児童82人が放流しました。参加した尾曲咲紀(おまがりさき)さん(迫北下)は「本物のヒラメを見たのは初めてで、土みたいな模様をしていた。大きく育った姿も見てみたい」と話しました。
■北指宿中学校が職場体験学習 職場体験で学ぶ
5月13日からの3日間、北指宿中学校の3年生の生徒が市内の事業所で職場体験学習を行いました。指宿消防署では4人の生徒が、崖などの高い場所から落下した人の救助を想定した訓練などを体験。有留善明(ありどめぜんめい)さん(二月田)は「60kgの人を救助するのは考えていたよりもとても大変だった。これを緊急時に冷静に素早く行う消防士はとてもすごいと思った」と話しました。この体験を通して消防士への憧れと尊敬の気持ちが芽生えたようでした。
◇左(本紙)の記事は市役所で職場体験をした私たちが作りました
堀之内玄(ほりのうちひかる)さん(道下上) 西牟田瑛太(にしむたえいた)さん(垂門)
広報紙の取材体験では本格的なカメラでの撮影が初めてで良い経験になりました。撮影する時に表情から気持ちが伝わる写真を撮ることを意識しました。資源ごみ常設収集所での作業はごみ出しに訪れた人たちの分別を手伝いました。地域の人たちに「ありがとう」や「頑張って」と温かい声をかけてもらい、とてもうれしくなり、やりがいを感じました。ごみの分別の仕方や複雑なカメラの操作など覚えることがたくさんあり大変でしたがとても楽しかったです。今回の学習をこれからの進路選択に生かしたいです。
■ソフトボールスポーツ少年団が大活躍 技術を磨いて目指せ優勝
指宿ソフトボールスポーツ少年団が大会で優秀な成績を収め、5月19日に市長に報告しました。同少年団は県予選大会で準優勝し、全国47チームが参加した第18回春季全日本小学生男子ソフトボール大会に出場しました。主将を務める指宿小6年の中熊陽(なかくまよう)さん(中川)は「全国大会では惜しくも負けてしまい悔しかった。県予選大会でも準優勝だったので、次は優勝できるように守備やバッティングなど練習を頑張りたい」と話しました。