- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県日置市
- 広報紙名 : 広報ひおき 令和7年12月号(12月5日(金)発行)
■学び続け、実践し続ける市役所へ
人生100年時代と言われる中、働きながらも学び続けることの重要性が再認識されるようになってきました。近年は、デジタル技術の進展、特にAIの発展によって、事務業務についても大幅な業務効率化が官民問わず各組織で図られるようになっています。
市では10月より、市内のさまざまな企業の経営層・管理職・現場の職員の皆さんと、組織の垣根を越えて共に学びあうプログラム「日置市 つながる学びあいカレッジ」をスタートさせました。このプログラムは、インターネットでの学びを手掛ける東京の株式会社Schoo様との連携協定によるもので、現在、私を含む市役所職員12人と、市内の企業から8社31人、合計40人前後の受講者が定期的に学習しています。
来年3月末までの約半年間、まずはオンラインで、最後は対面で学んでまいります。今後、さまざまな内容のプログラムを予定していますが、まず第1弾は生成AIの業務活用です。市では今年から、試験的に業務でのAI活用を始めていますが、まだまだ活用度には個人差があります。また、生成AIの活用ならではのミスなども予想されることから、この機会をしっかりと活用し、AIを活用していくために必要な考え方を身に付けてまいりたいと考えています。
AIを含むデジタル機器活用の目的は、あくまでも市民サービスの向上にあります。日常業務を可能な限り合理化・効率化し、余白を作ることで、人にしかできない業務に職員が集中できる環境整備に取り組んでまいります。
日置市長
永山 由高
