健康 Hioki100(イチマルマル)情報 医療費適正化プロジェクト

~人生100年時代のために100のアクションを起こそう~

■アクション
骨髄バンクのドナー登録をしよう
~あなたにしか救えないいのちがあります~
白血病などの重い血液の病気と診断された方のうち、約2千人の方が骨髄バンクドナーからの移植を望んでいます。移植には患者さんとドナー(提供者)の白血球の型が適合する必要がありますが、その確率は数百から数万分の1。移植を待つ患者さんのうち、実際に移植を受けられる人は、半数程度にとどまっています。
ひとりでも多くの患者さんを救うためには、多くの方のドナー登録が必要です。移植を待ち望む患者さんにとって、あなたの登録が、いのちを救うチャンスになるかもしれません。

■ドナー登録
献血バスや献血ルームの窓口にて、2ミリリットルの採血をおこなうことで完了します
※登録には、骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解していること、年齢や体重、健康状態などの条件があります。
詳しくは、公益財団法人日本骨髄バンクのホームページをご確認ください。
◇ドナー体験記
献血をする際に54才までしかドナーになれないということを聞き、「少しでも世の中のためになれば」と、献血会場ですぐにドナー登録をしました。「提供する機会はあるだろうか…」そんなことを考えていた2カ月後、骨髄提供依頼の連絡がありました。簡単な話ではありませんでしたが、家族全員でやりきろうと決断し、6日間の入院を経て、無事に骨髄を提供することができました。いまは、移植を受けた患者さんが回復されることを祈るばかりです。
骨髄移植を待っている患者さんにとって、骨髄移植は最後の希望。健康でいることで人助けができる。命について考えるよい機会になりました。
(東市来町 50代 重水憲朗(しげみずけんろう)さん)
◇移植体験記
小学6年生の時に「再生不良性貧血」という病気がわかりました。両親と兄弟の白血球の型は適合せず、骨髄バンクでドナーの方が現れるのを待つことに。先が見えない不安な毎日でしたが、幸いなことにドナーの方が見つかり、骨髄移植を受けることができました。いまは再発なく過ごすことができ、結婚・出産を経て母親となることができたのも、見知らぬ誰かの親切のおかげです。
骨髄バンクの登録者数が減少しているいま、将来的なドナー不足を補うため、わたしと同世代の若い方にもドナーになってほしいと感じています。たくさんの人の優しさで、多くの人のいのちをつないでほしいと思います。
(伊集院町 30代 西村真弓(にしむらまみ)さん)

■「骨髄等移植ドナー支援事業」を実施しています
日置市では、骨髄または末梢血幹細胞の移植の推進および骨髄等提供者の負担軽減を図るため、日本骨髄バンクを介して骨髄などを提供された市民の方へ助成金を交付しています。
◇助成の対象
公益財団法人日本骨髄バンクが実施する骨髄バンク事業において骨髄などを提供した方で、骨髄などの採取日に日置市に住所を有する方
◇助成金額
上記の通院または入院に要した日数に応じて、1日につき2万円(上限7日間、14万円まで)
◇助成対象となる通院または入院
1.健康診断のための通院
2.自己血貯血のための通院
3.骨髄等採取のための入院
4.その他骨髄などの提供に関し、骨髄バンクが必要と認める入院または通院

お問い合わせ先:本庁健康保険課健康づくり係
【電話】099-248-9421