くらし Topic of kirishima city まちの話題

■シイタケを作り続けて50年 食育や森林・林業振興にも貢献
隼人町で原木シイタケを生産する松下実雄(じつお)さん(71)が、日本特用林産振興会主催の特用林産功労者賞を受賞。自然栽培にこだわった高い品質や担い手の確保・育成の取り組み、指導林業士、市間伐推進員として地域の森林・林業振興に貢献してきたことなどが高く評価されました。5月30日、妻のさえ子さんと市役所を訪れ受賞の喜びを報告した松下さんは「これからも自分がおいしいと思えるものを作り続けたい。後進の育成にも励みたい」と笑顔で胸を張りました。

■進路や将来について考える
市内公立高校が学校の魅力などを紹介する高校フェアが5月10日、国分ハウジングシビックホールで開催され中学生ら187人が参加。高校生に熱心に質問したり、メモを取ったりする姿が見られました。

■中学校にバレーボール寄贈
日頃の体育の授業や部活動などで役立ててもらおうと、(株)ユピテル鹿児島が市内中学校にバレーボールの公式球50個を寄贈。市役所で5月14日、同社の髙木(たかき)ただし社長から目録とボールが贈呈されました。
※「ただし社長」の「ただし」は環境依存文字のため、かなに置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

■語り継がれる凄惨(せいさん)な経験
修学旅行での長崎原爆資料館の訪問をきっかけに平和学習に取り組む牧園中学校は4月23日、戦争経験者を招いて平和講話を開催。戦時中の痛ましい体験談に、生徒らは神妙な面持ちで聞き入りました。

■ジオのまちで景観を考える
高千穂小学校は5月27日、かごしま探検の会の東川隆太郎さんを講師に招き景観学習を開催。児童らは身近な景観を通して、ジオパークなど自分の住む地域の魅力やまちづくりへの課題などを学びました。