くらし 【特集】市制施行20周年このまちと、このまちで(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県霧島市
- 広報紙名 : 広報きりしま 2025年11月上旬号
霧島市は今年、市制施行20周年を迎えました。
さまざまなデータや市民の声から、霧島市の『これまで』と『これから』を考えます。
平成17年11月7日、1市6町が合併して霧島市が誕生しました。この20年の間に、市の予算は市民1人当たりに換算して約1.5倍に増え、教育や福祉、まちづくりなど市民の生活を支えるために使われています。道路の舗装率は9割を超え、交通移動時の安全性や快適さが向上。公園などの整備や公共施設の再編も着実に図られてきました。医療や福祉などの分野でも環境整備が進み、安心して暮らせるまちづくりが進められています。働く環境も変化しており、求人数は倍以上に増え就職者数も増加しました。若い世代が地元に定着しやすい、さらなる環境づくりが求められています。
一方で、時代の流れと共に高齢化率は7・8%上昇し、市立医師会医療センターの患者数も増加。高齢化が進む中で、誰もが健康に生活できる地域の体制や仕組みづくりが重要になっています。また、減少に転じた観光客数は新型コロナウイルス感染症や災害などの影響を鑑み、地域のさらなる魅力発信や資源の活用方法を考えていかなければなりません。
20年間を振り返り、次の10年を見据えながら霧島市は新たな一歩を踏み出します。これからも、市民一人一人の笑顔が広がるまちを目指して進化を続けます。
■統計書で見る指標の推移

予算1人当たり:41万4,262円⇒61万7,905円(20万3,643円増加)
道路舗装率:87.0%⇒93.6%(6.6%増加)
都市公園数:44カ所⇒64カ所(20カ所増加)
都市公園面積:98万9,633平方メートル⇒117万7,879平方メートル(18万8,246平方メートル増加)
就職者数:4,307人⇒4,578人(271人増加)
※過去値は平成18・19年度霧島市統計書、平成18年度決算収支の状況、平成20年住宅・土地統計調査を参照。最新値は令和7年度霧島市統計書、人口統計を参照。
■市民意識調査で見る指標の推移

※過去値は平成21年度、最新値は令和4年度の市民意識調査を参照。
■人口の推移

