- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県志布志市
- 広報紙名 : 市報しぶし 2025年4月号
■第2次志布志市総合振興計画のまちづくりの基本目標に沿って掲載します。
令和7年度予算は、「令和8年度目標人口28,500人」を目指し、4つの視点に重点を置き、施策を構築しています。
1.若者の地域定着支援
2.結婚・子育て支援
3.魅力的で安心して暮らせるまち
4.変革による地域課題の解決
〔一.「郷と郷」「人と人」「物と物」のつながりがあるまち〕
▽4つの視点に基づく 主な重点施策
志布志港新若浜地区国際コンテナターミナル利用促進事業…6,336万円
コンテナ助成や新規航路開設に対する助成および助成制度の周知を行うことで、志布志港新若浜地区国際コンテナターミナルの利用促進を図ります。
輸出促進支援・志布志港PR活動事業…2,251万円
志布志港からの食品輸出貨物増加を図るため、特産品などの販路拡大に向けた海外輸出の支援を行います。志布志港の物流サービスや助成制度をPRし、国内外の事業者に対して志布志港の認知度を高め、更なる利活用促進を図ります。
●国際バルク戦略港湾の早期供用開始や原木流出防止などの安全対策、幹線貨物を取り扱う岸壁の耐震化に係る港湾計画への位置付けについて要望活動を行います。
●大隅地域、都城圏域の食品や農林水産物の輸出拡大を図り、コンテナ取扱量の増大に努めます。
●物流・運送業界の2024年問題、脱炭素推進の観点から、より一層高まっているフェリーおよびRОRО船のPR活動を積極的に行い、南九州の物流拠点としての志布志港の利活用を図ります。
●志布志港を中心に交流が生まれ、にぎわいと活気があふれるよう、関係団体や民間と連携した港の利活用に取り組みます。
●東九州自動車道全線開通の早期実現を図るため、関係団体などと連携して要望活動を行います。
●東九州自動車道と都城志布志道路を結ぶ「曽於志布志道路」について、関係団体などと連携して早期事業化に向けて要望活動を行います。
●東九州自動車道(仮称)夏井インターチェンジへのアクセス道路の整備促進や県道の採択路線の早期完成に向けて要望活動を行います。
●グリーンロード志布志線や昭和・弓場ケ尾線など市道の整備を計画的に推進します。
●予約型乗合い送迎サービス「チョイソコしぶし」の利用環境を整備し、利便性向上を図ります。
●高校生のバス通学を支援するとともに、地方バス路線の維持・確保に努めます。
●台風や集中豪雨などに対応するため、雨水公共下水事業の導入を進めます。
●管理不全な空き家の所有者・管理者に対して是正を求めるとともに、危険廃屋の解体、撤去にかかる費用の補助を行い、市民の安全安心な住環境の確保を図ります。
〔二.自然や風土と共生する安心で豊かなまち〕
▽4つの視点に基づく 主な重点施策
定住支援事業…1億2,400万円
自ら居住する住宅を取得する方に対し支援を行うことにより、人口流出を防ぎ、さらなる本市への定着を図ります。
みんなが集まる公園整備事業…1,430万円
志布志駅や商業施設に隣接する「大浜緑地」の駐車場整備や新規大型遊具導入などを進め、誰もが利用しやすい公園整備を行います。
〔三.大地の力と海の恵みを生かした魅力あふれるにぎわいのまち〕
▽4つの視点に基づく 主な重点施策
商工業キャッシュレス導入推進事業…2,341万円
本市の商品券発行事業において、デジタル化により事業効率化、経費削減につなげます。また、デジタル商品券を選択した場合に割増金を設けることで導入の推進を図ります。
ふるさと納税推進事業…18億4,323万円
ふるさと納税の寄附者に対して、寄附額に応じた特産品を発送することで、本市の魅力をPRし、地域資源の活用と振興、安定的な財源の確保に引き続き取り組みます。
●都城志布志道路全線開通による物流アクセス向上の周知を図り、松山地区に造成中のインター工業団地の分譲を行います。
●深刻な有害鳥獣被害を防ぐため、一斉集中捕獲活動や捕獲報奨金の支援などの取組を継続します。
● 海外の抹茶需要の拡大に合わせたてん茶生産や輸出に対応するための有機栽培、ドリンク原料への転換などの支援に取り組みます。
●森林の整備、人材育成・担い手の確保、木材利用の促進し、伊﨑田中学校の校舎整備においても木造校舎とすることで、木材に親しむ環境づくりを推進します。
●プレミアム付商品券を発行し、原油・物価高騰の影響を受けている市内消費の喚起を促し、地域経済の活性化に取り組みます。
●ふるさと納税での認知度を生かし、さらに志布志ファンを増やすため、シティセールスを推進します。