くらし 主要施策の概要(2)

〔四.生き生きと笑顔で暮らせるまち〕
▽4つの視点に基づく 主な重点施策
多世代交流施設整備事業…6億8,238万円
令和5年11月に購入した旧ひばりビルについて、市民ニーズの高い子ども向け屋内遊具やコミュニティスペース、コワーキングスペースなどを整備し、子育て世代を中心に多くの世代が交わり、新たな交流が生まれる「多世代交流施設」としての令和8年度中の運営開始を目指し、今年度は国の交付金を活用し、建物改修やエレベーター棟新設などの整備を進めます。

こども家庭センター事業…2,119万円
令和7年1月の組織再編により、母子保健と児童福祉の両機能を併せた一体的組織「こども子育て課」を設置しています。課内において「こども家庭センター」を設置し、全ての妊産婦、子育て世帯、こどもに対して、出産前から子育て期にかかる切れ目のない相談支援などを行います。

保育料無償化事業…1億919万円
幼児教育・保育にかかる国の無償化制度に加えて、本市独自の子育て支援事業として、昨年度に引き続いて、これまで有償となっていた0歳から2歳児の保育料について、完全無償化を行います。

●曽於地域、大隅地域、都城地域の医療圏と連携し、休日および夜間など、緊急医療体制の確保を図ります。
●小児科開設支援事業を継続し、県や曽於地域の医療機関と連携し、小児科開設の実現に向けて取り組みます。
●0歳から18歳に達する日以降最初の3月31日までの全ての子どもの県内医療機関受診について、各医療費助成制度に関係なく、令和7年4月診療分から窓口負担のない現物給付方式を実施し、家庭状況に左右されずに受診できる環境を整備します。
●県の補助事業を活用し、物価高騰の中でも栄養バランスや量を保ったこれまでどおりの給食などが確保されるよう保育所などに対して必要な経費支援を行います。
●今年度から重層的支援体制整備事業を本格実施し、地域住民の複合化・複雑化した支援ニーズに対応する包括的な支援体制整備に取り組みます。
●志布志市健康ふれあいプラザの長寿命化を図るため、今年度は雨漏り・屋根防水工事などを行います。
●新たに軽度・中等度難聴者に対して、補聴器購入助成を実施します。
●引き続き高齢者が住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、介護予防、健康づくり、認知症対策の充実・推進に取り組みます。
●認知症に関する正しい知識と理解を深められるように認知症サポーターの養成、認知症カフェ「オレンジほっとカフェ」の活動支援を行います。また、認知症の方や家族のニーズと認知症サポーターを中心とした支援者をつなぐ仕組み「チームオレンジ」の活動の充実を図ります。
●県や国保連合会と連携し、国民健康保険事業の健全な財政運営確保を図ります。
●乳幼児から高齢者までライフステージに合った健康づくりの推進や活動分野ごとに組織横断的な健康づくりの取組ができるよう、健康増進計画(第3次健康しぶし21)に基づいた施策を推進します。