くらし 主要施策の概要(3)

〔五.心豊かで志あふれる人づくりと伝統・文化のまち〕
▽4つの視点に基づく 主な重点施策
学びの多様化学校実施設計業務委託事業…400万円
子どもたちのニーズに応じた学びの保障に向けて、県内初となる公立の学びの多様化学校の令和8年4月開校に向けた取組を進めます。

学校給食費無償化事業…1億4,016万円
保護者の経済的な負担軽減を図るため、引き続き学校給食費を無償化することにより、安心して子育てができるよう支援を行います。

●小・中学校に対してデジタル教科書導入に加え、学習ソフトを導入し、学ぶ意欲や学習理解度の向上に努めます。
●いじめ・不登校・自殺の未然防止やヤングケアラーへの対応として、学校が心の居場所となるよう、関係機関と連携し、魅力ある学校づくりを推進します。
●保育所などから小学校教育への円滑な接続を目指し、意見交換や合同研修、園児と児童の交流の機会を設け、連携を図ります。
●今後の児童生徒数の推移を踏まえ、地域において学校の在り方を検討する場を設けるなど、保護者や地域などでの議論に向けて意識の醸成を図ります。
●歴史のまちづくり事業を先導する取組として、市が所有する歴史的建造物の民間活用を推進し、古民家再生による観光まちづくり、まちなかのにぎわい創出に努めます。

〔六.人と地域が輝く共生・協働・自立のまち〕
●地域コミュニティ協議会が市内全域で主体的に、活発に活動できるよう、人材面・財政面・施設面などの支援を継続します。
●若年層に対して地域コミュニティ協議会の活動や地域の魅力を届けるため、SNSを活用した広報活動に取り組み、地域と若者をつなぐきっかけづくりに取り組みます。
●女性の活躍を推進するため、市内事業所の取組を支援し、誰もが活躍できる未来につなげるための取組を進めます。
●多言語通訳システムや多言語翻訳ディスプレイを導入し、増加している外国人に対して、適切な情報提供および相談を多言語で行える行政サービスの実現を図ります。

〔七.市民とともに歩む「ムダ」のない経営〕
●デジタル社会の構築に向け、国の地域活性化起業人制度などによる外部人材のDX知見を活用したデジタル人材の育成を行うとともに、利便性の高いシステムやIT機器の導入に取り組みます。
●キオスク端末を各庁舎に整備するとともに、窓口の混雑緩和および利便性向上につなげます。
●窓口支援システム(書かない窓口)を活用し、さらなる窓口での手続簡素化に取り組みます。
●行政手続をオンライン申請によって簡単に行えるよう、電子申請サービスのさらなる拡充を図ります。
●収納窓口においてセルフレジを導入し市民サービスの向上および業務の効率化を図ります。