くらし 防災・減災への備えを再点検

これから大雨や台風など風水害が発生しやすい季節となり、集中豪雨による川の氾濫等や長雨による土砂災害の危険性も高まります。いつ起こるかわからない自然災害に対して早めの備えをしておきましょう。

■(点検1)避難情報の入手
自分に合った情報収集の方法を選択

◆伊佐市防災情報メール
防災情報メールに登録すると、最新の気象情報や市が発令する避難指示など、どこにいても電子メールで届きます。まだ、登録していない人は、災害の備えとして登録しましょう。また、市公式LINEでも災害情報を受けることができ、防災情報もご覧いただけます。

◇メール登録
次のURLに接続してください。
パソコン・スマホ【URL】https://plus.sugumail.com/usr/isa-city
フィーチャーフォン(ガラケー)【URL】https://m.sugumail.com/m/isa-city

◇LINE登録
LINEアプリから二次元コードを読み取り伊佐市を友だち追加します。
※二次元コードは本紙をご覧ください。

◆防災ラジオ
災害時に緊急情報などを迅速かつ的確に放送します。
市では、市民のみなさまに防災情報を確実に届けることができるよう防災ラジオを無償貸与しています。
ぜひお申し込みください。

※身体障害者手帳(聴覚障害)を取得されている人が世帯に居住している場合には「文字表示型」を配布します。

◇放送内容
・緊急放送
避難情報(避難指示など)や緊急地震速報、国民保護情報(Jアラート)など、緊急にお知らせする必要のある情報が配信されます。
・行政放送
防災に関する放送やイベントの情報など、市からのお知らせを放送します。

◇受取には申請が必要です
貸与対象：
・市内に住所がある世帯
・市内に事務所を有する事業所
受取方法：申請者ご本人の住所氏名が確認できるもの(マイナンバーカード、運転免許証など)をご持参のうえ、総務課(大口庁舎)・地域総務課(菱刈庁舎)へお越しいただき、必要書類を記入後、お受け取りください。

■(点検2)避難情報を確認
警戒レベルに合わせた避難行動をチェック

※「避難」とは?
「難を避ける」ことで、避難所に移動することではありません。自宅、親族宅など、その時一番安全と思われる所に避難してください。

■(点検3)自分の地区の指定避難所を確認
避難所に到達するための避難経路を家族で決めておきましょう

■(点検4)「暮らしの便利帳」を読もう
2月頃に全世帯に配付した「暮らしの便利帳」6～13ページに防災に関する情報を掲載していますので、ご覧ください。

■地域防災の要として重要な役割を担う消防団
災害発生時に、地域の中心となって活躍します。日ごろから消火活動や防火・防災活動のほか、地域の安心安全を守る活動をしています。

今年度の新入団員は次の方々です(敬称略)。
※詳細は本紙をご覧ください。

問い合わせ：総務課交通消防防災係
【電話】23-1311(内線1118)

■もし耕地災害が発生したら…
農地や農業用施設が豪雨等により被災した場合には、公共災害として国からの補助を受けられる場合があります。補助条件は次のとおりです。

◇補助申請までの流れ
(1)豪雨等が収束してから、災害調査員(市職員)が現地調査を実施します。
※調査済の箇所には、「黄色布」を表示。

(2)調査員から担当職員へ報告。担当職員が再度現地調査を行い、補助の対象となるか否かの判定を行います。
・公共災害に該当する場合→現地に「赤色布」を表示
・公共災害に該当しない場合→現地に「白色布」を表示

(3)「赤色布」の表示があった場合は、「耕地災害復旧工事申請書」(オレンジ色の用紙)を林務耕地課耕地係に提出してください。現地に赤色布の表示があっても、申請書の提出がなければ、補助を受けることはできません。

◇留意点
・申請受領後、国の査定を経てから復旧工事を行うことになります。
・農地にかかる災害については、関係者(受益者)に工事費の一部負担が発生します。
※負担金は国の補助率により異なります。

◇申請書の設置場所
・市民課・総務課(大口庁舎)
・林務耕地課(菱刈庁舎)
・各土地改良区

○公共災害復旧事業として
国の補助事業に申請できる主な要件
(1)異常な天然現象(大雨等)で被災していること
※雨量等の基準があります
(2)被害が事業費で40万円以上であること
(3)日常の維持管理が行われていること
(4)被災地の登記(現況)地目が農地(田・畑)および農業用施設(水路・道路等)であること
(5)農業用施設の場合、受益戸数が2戸以上であること

申請・問い合わせ：林務耕地課耕地係(菱刈庁舎)
【電話】23-1311(内線2131・2136)