健康 健康コーナー
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- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県伊佐市
- 広報紙名 : 広報いさ 2025年11月15日号
◆11月は児童虐待防止推進月間
◇児童虐待とは
保護者(親または親に代わる養育者)がこどもの心身を傷つけ、健やかな成長・発達を損なう行為のことです。たとえ、親の愛情による「しつけ」の行為であっても、それがこどもにとって害となる行為であれば虐待といえます。具体的には、次の4つの行為です。
・身体的虐待
なぐる、ける、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を絞める、縄などで部屋に拘束する など
・性的虐待
こどもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る・触らせる、ポルノグラフィの被写体にする など
・ネグレクト
食事を与えない、ひどく不潔にする、家や車に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない など
・心理的虐待
極端に無視する、言葉で傷つける、他のきょうだいと差別する、目の前で家族に対して暴力をふるう(DV)など
右記のような行為を他人がこどもに対して行っているにもかかわらず、保護者がそれを放置することも虐待です。
特にこどもの命が奪われるなど重大な事件も後を絶たない状況において、児童虐待問題は社会全体で早急に解決すべき重要な課題となっています。
◇児童虐待かも・・・と思ったら、下記の連絡・相談窓口にすぐにお電話ください
・あなたの1本の電話で救われるこどもがいます。また、子育てに悩む保護者を支援するための大きな一歩となります。
・通告・相談は匿名で行うことも可能です。
・通告・相談をした人やその内容に関する秘密は守られます。
・もし、連絡情報が間違いであった場合でも、連絡者が罰せられることはありません。
◇子育てには、地域のみなさんの力が必要です
こどもに腹が立ったり、イライラしたりすることは子育て中の人の多くが経験するものです。子育てに関する心配事や孤独感が、虐待につながることもあります。こういった心配事や孤独感を、身近な周囲の方々との関わりを持つことで取り除けるかもしれません。
私たち一人一人が、児童虐待防止のためにできることを考え、体罰等によらない子育てを応援し広げていきましょう。
◇こどもと保護者の皆さんへ 親子のための相談LINEを活用してください
子育てや親子関係について悩んだ時に、こども(18歳未満)とその保護者などが相談できる窓口です。
右下の二次元コードを読み取るか、『親子のための相談ライン 子ども家庭庁』と検索して、友だち登録をしてご利用ください。
◇連絡相談窓口
・鹿児島県北部児童相談所【電話】0996-21-3150(平日8:30~17:15)
・鹿児島県中央児童相談所【電話】099-264-3003(24時間)
・児童相談所全国共通ダイヤル(無料)【電話】189(いちはやく)番(24時間)
※緊急時には110番または伊佐湧水警察署【電話】22-0110(24時間)
・こども課【電話】23-1311(市役所代表)※随時対応
問い合わせ:こども課こども相談係
【電話】23-1311(内線1215)
