- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県さつま町
- 広報紙名 : 広報さつま 2025年9月号
■歯科医師×福岡 修子
毎日の食事や会話、笑顔において、そのすべては「お口の健康」から始まり、生涯において、お口の健康は保ち続ける必要があります。今回は、虎居地区にある「福岡歯科医院」の副院長、福岡修子さんに話を伺いました。
「母が病院の管理栄養士であったため、幼い頃から医療業界に興味があり、その中でも手術などを行う外科医に憧れていたこともあって、口腔外科医になりました」と話す福岡さん。高校卒業後、福岡県内の大学の歯学部に入学し、口腔医療に関するさまざまな事を学びながら、25歳で歯科医師国家試験に合格。5年間の大学病院勤務を経て、同じ大学の先輩であった宏士さんと結婚し、さつま町での生活と第2の歯科医師キャリアが始まりました。
「当院は8時半から始まり、途中休憩を挟み18時まで開院しています。地域に密着した歯科医であるため、むし歯の治療や口腔ケア、矯正治療、口腔がん患者のフォローアップなど幅広く行っており、患者様のご家族などから依頼された場合は、夫が訪問診療も行っています」と話す福岡さん。子どもからご高齢の方まで幅広く来院されますが、福岡さんの人柄もあって、県外のご友人なども来院されています。
「夫との結婚を機にさつま町へ移住しましたが、さつま町は大好きな町です。例えば温泉も有名な温泉地にも負けない良質な泉質であり、食べ物も本当に美味しく、もっとPRしたいですね」と移住者としての視点で話す福岡さん。今後の歯科医としての展開なども伺いました。
「歯科診療を通じて、早期治療が功を奏することもあり、開業医としてのやりがいを感じています。これまでの経験も生かしながら、さつま町でもより専門的な治療などを提供できるよう、歯科医師としてのスキルアップにも努めていきたいですね」
○福岡 修子(ふくおか のぶこ)さん(41)
福岡県出身。
歯科医師の夫と3人の子ども、義父母と虎居地区に在住。
趣味は映画鑑賞などのほか、休日にはファミリーキャンプを楽しむために、町内外へ出かけている。