- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県南大隅町
- 広報紙名 : 広報南大隅 令和7年4月号
◆民泊受け入れ家庭(ホストファミリー)を募集します!
ブロンズの身近な方々の中にも、南大隅町で新生活を迎える方がいたりと、フレッシュな春の風を感じているこの頃です。さて、ブロンズでは、地域ならではの体験・人と人の交流~滞在~移住~定住は、個々に切り離せるものではなくすべてつながっていることから、新年度より地域体験の企画・受け入れを進めて参ります。〈田舎体験民泊〉の受け入れもその一つです。これまで南大隅町では、ツーリズム推進協議会を母体に、地域のお父さんお母さん方が修学旅行生や看護学生の民泊を受け入れてくださっておりました。この取り組みの事務局を、この春からブロンズが引き継がせていただくこととなりました。
こうした都市部の学校が地域学習の一環として進める民泊体験を〈教育旅行民泊〉といいます。教育旅行民泊は、都市部の学生が普段味わうことのない、地域の人との交流や、地方地域の暮らしにふれ、人との関わり方やその土地の文化を学ぶ民泊です。そのままの南大隅の日常の暮らしと地元の方との交流にこそ学ぶことがある、という学校さんの取り組みです。
民泊では各家庭に学生2~3名が分かれ、日中の田舎体験から、食事、宿泊を共にします。体験は各家庭さん様々ですが、地域を散歩してみたり、畑のお野菜を収穫して一緒に食事を作ったり、夕陽や星空を眺めたり、佐多岬や雄川の滝に連れて行ったり。家庭さんの個性様々です。私自身、農家ではなく、また独身ですが、昨年初めて民泊を受け入れました。最初はドキドキしながらの受け入れでしたが、学生たちが可愛らしく、「もっと何かさせてあげたかったな」思うことでした。その後、学生からお礼の手紙が届き、「夜に鍋を食べてみんなで顔パックしたのがとっても楽しくて一生の思い出です!」の言葉に胸が熱くなりました。特別なことをしなくても、学生にとっては何気ない1コマが一生の思い出になることもあるのだと、大切なことを学生から教えてもらいました!学生と過ごしていると、今流行っていることや学校生活の話に、初めて知ることや共感できることもあり、自分も学生なんじゃないかって錯覚をしてしまいます(笑)それくらい民泊は元気をもらえる時間でした。
そんな、自分自身も学生に返るような、新鮮な気持ちをもらえる民泊です。今年度も一緒に受け入れをしてくださる仲間を募集中です!民泊の受け入れに興味がありましたらブロンズ就業支援協議会(【電話】0994-25-1381)までお気軽にご連絡ください!個別で説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします!(中川・有木)
■南大隅町移住コーディネーターに就任しました!
これまでも南大隅町の移住定住事業に取り組んできた梅木涼子さん、大杉祐輔さん、中川夏帆さんの3人が、4月1日より新たに「南大隅町移住コーディネーター」に就任しました。移住コーディネーター制度は総務省の事業で、各自治体を通して制度運用されています。鹿児島県では2番目、九州ではまだまだめずらしい仕事です。3人はブロンズを拠点に、移住者受け入れの相談窓口や、地域の移住定住の受け入れ体制づくりを進めて参ります。引き続き、移住に欠かせぬ「空き家」、「お仕事(求人)」など、情報をお寄せいただけると幸いです。春を迎え、ますますパワーアップしたブロンズをよろしくお願いいたします!
問い合わせ先:ブロンズ就業支援協議会
【電話】25-1381
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問い合わせ先:役場 企画観光課
【電話】24-3113