くらし 令和7年度一般会計予算 81億2,140万円(1)

令和7年度の当初予算が3月定例会で可決されました。
本年度予算は、自主財源の伸びが見込まれるものの、依然として地方交付税などの依存財源に頼る状況の下に編成されました。
国の動向次第では財源不足も発生する厳しい財政状況にあり、事業の選別にあたっては必要性、効果などについて十分に検証を行いながら行政改革に取り組み、義務的経費の抑制を図っていきます。
また、国・県の各種施策を活用しながら、地域経済の振興や福祉・教育・環境関係などの生活基盤に必要な経費を計上しています。

■歳入　歳入予算の状況(単位=万円)

(単位：金額=万円、伸び率=%)

○歳入
地方交付税が最も多く、全体の約35%を占め、町民の皆さまからいただく町税については、8億5千万程を見込んでおり、全体の約10%になります。
町債(借入金)は道路などの整備に充てるほか、消防車両の購入や学校施設の改修などに関する費用として総額で約5億6千万円を計上しています。
なお、財源調整のために基金(預金)から繰り入れる額は、14億2千5百万円程度を予定しています。

○歳出
性質別経費で比較すると、義務的経費が33億4千4百万円程で、全体の約41%を占めています。
投資的経費では、町道の改修・維持整備、農地基盤の整備、種子島中央体育館や種子島中央武道館などの公共施設の大規模な改修などに関する費用を計上しています。
その他の経費では、中南衛生管理組合や後期高齢者医療広域連合、種子島産婦人科医院、公立種子島病院などへの負担金や、国民健康保険や介護保険などの各特別会計への繰出金などを計上しています。

■歳出
○歳出予算の性質別内訳(単位：万円)

○歳出予算の目的別内訳(単位：万円)