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■楠川城築城500年　楠川城祭りが開催されました
5月18日、楠川城築城500年と、熊野神社建立500年を記念した楠川城祭りが楠川城之川河口特設会場で開催されました。
町指定史跡の「楠川城跡」は、大永4年(1524年)に種子島忠時が屋久島支配の拠点として、築城しました。楠川城は、集落南側の段丘上に位置し、眼下に楠川港を臨む地の利を得た山城で、3つの曲輪(くるわ)(平坦地)とそれらを取り囲む深い空堀で構成されています。また要所に土塁や石積が良好に残り、屋久島を代表する中世山城です。
楠川城の築城や維持管理にあたっては、楠川集落住民が重要な役割を果たしたとされています。楠川集落では、このような歴史を背景に、集落の歴史を後世に伝え、地域を活性化させようと「楠川城祭り」を開催しています。
今回は、楠川・椨川子ども会による鉄砲が伝来した戦国時代の合戦をテーマにした「子ども鉄砲隊の演武」や「楠川城合戦記紙芝居」のほか、南種子町の南部鉄砲隊による火縄銃の空砲の試射や西野小学校の棒踊りが披露されました。また、地元の農産物やかからん団子、うどんなどの販売も行われ、会場は賑わいました。
その他、楠川集落では、築城500年に合わせて、楠川城跡周辺に案内看板や手摺りなど設置して散策できるように整備し、交流人口の増加にも取り組んでいます。

■岩崎産業(株)、ヒョンデモビリティジャパン(株)と次世代自動車に関する包括連携協定を締結
4月21日、屋久島町・岩崎産業(株)・ヒョンデモビリティジャパン(株)の3者間で包括連携協定を締結しました。
協定により、本町はヒョンデモビリティジャパン(株)より電気自動車2台を寄贈していただきました。
今後災害時には、本町と岩崎産業(株)保有の電気自動車から電力供給を行い、町民の安全と財産を守り、かつ、平時に電気自動車の利用を通して環境負荷の低減と観光振興に3者で協力することとなりました。

■町と地域をつなぐ各集落区長を紹介します
令和7年度各集落の区長が決まりましたので、お知らせします。また、町は行政事務委託契約を結び連携を図っています。