くらし 山地災害(土石流・山崩れ)にご注意ください

■豪雨や台風時期に警戒を
近年、梅雨期の豪雨や台風を原因とした山地災害が各地で発生し全国各地で多大な被害が出ています。雨の日は気象情報や防災無線の情報に注意し、早めの避難を心がけましょう。特に雨が降っているときに土石流や山崩れの前兆現象を感じた場合や、自治体から避難の連絡があった場合は、速やかに避難所へ避難しましょう。記録的な豪雨が予想される場合は、今までにない規模の災害が起こる危険性があります。
また、雨が降り止んだ後も土石流・山崩れが発生することがありますのでご注意ください。山地災害に関してお気づきのことがあれば、農林水産課へご連絡ください。

◆土石流災害について
谷や斜面に溜まった土・石・砂などが梅雨や台風などの集中豪雨による水と一緒になって、一気に流れでてくるのが土石流です。破壊力が大きく、また、速度も速いので、大きな被害をもたらします。

○土石流の前兆現象
・山鳴り、立木の裂ける音、石のぶつかりあう音が聞こえる
・雨が降り続いているのに、川の水位が下がる
・川の水が急に濁ったり、流木が混ざりはじめる

◆山崩れ災害について
地面にしみこんだ水分が土の抵抗力を弱め、弱くなった山の斜面が突然崩れるのが山崩れです。突発的に起こり、瞬時に崩れるので、逃げ遅れる人も多く犠牲者の割合も高くなります。また、地震をきっかけに起こる事もあります。

○山崩れ災害の前兆現象
・わき水の量が急に増える
・枯れたことのないわき水が止まる
・わき水が濁る
・山の斜面を水が走り始める
・地鳴りの音が聞こえだす
・山の斜面に亀裂が走る
・山の木が傾く
・石が転がり落ちてくる

毎年、6月1日~30日は「土砂災害防止月間」です。
月間中は、「みんなで防ごう土砂災害」を運動のテーマとして、土砂災害警戒区域等や砂防設備などの点検や情報伝達訓練、防災意識を高めるための啓発活動などが実施されます。
土砂災害防止月間を機に、皆さんも自分の地域の危険な場所を確認したり、避難場所までの経路を歩いてみたりするなど、万が一の事態に備えておきましょう。

問合せ:農林水産課
【電話】0997-82-1150