文化 受け継がれる伝統の織― 久米島紬20周年記念展

久米島の伝統的織物「久米島紬」が2004年に国指定の重要無形文化財となり20周年を迎えました。この節目を記念し、2月1日(土)から16日(日)まで、博物館で特別企画展「久米島紬展」を開催しました。展示では、伝承の手わざを駆使し製作した泥染めと草木染の久米島紬約30点の着物を紹介しました。また、生田ゆき氏(文化庁文化財調査官)をお招きし、「無形文化財と久米島紬」をテーマに講演会を行いました。
さらにユイマール館では、同期間中に「久米島紬フェア週間」が開かれ、2月2日には無料着付け体験や織り体験、歴史探訪など久米島紬の魅力を体感できるイベントが実施されました。

また、2月1日にサイプレスリゾート久米島で祝賀会が開かれ、島内の関係者をはじめ県内の染織産地組合の方々も参加し、20周年を盛大に祝いました。