- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県久米島町
- 広報紙名 : 広報くめじま 2025年10月号
◆安心して預けあえる地域へ! ファミサポ講習会
8月30日(土)に、ほんのもりで「久米島町ファミリー・サポート・センター(ファミサポ)まかせて会員向け講習会」を行いました。今回は、事前にオンライン講習を受講した8名が参加。AEDを使った応急手当やファミサポの仕組みを学んだほか、グループワークでは、活動する際に気を付けたいことをイラストを用いて話し合いました。参加者からは「子どもの行動を考えながらの話し合いは楽しかったです」といった声もあり、まかせて会員として活動するための知識や実技をしっかりと学ぶ機会となりました。
◆あなたも地域の応援者になろう 認知症サポーター養成講座
8月に字儀間の住民を対象に「認知症サポーター養成講座」を開催し、7名が参加しました。受講者は熱心に耳を傾け「近所の一人暮らしの方に声を掛けたい」「自分や家族のためにも受けてよかった」「脳トレゲームが楽しかった」などの感想が寄せられました。この講座では、認知症の基礎知識や接し方をわかりやすく学ぶことができ、受講後には町オリジナルのサポーターカードをお渡しします。養成講座はどなたでも無料で受講できますので、お気軽にお問い合わせください。
◆海難史上最大の悲劇を忘れず みどり丸遭難犠牲者追悼法要
8月17日(土)銭田公園のみどり丸犠牲者慰霊の碑の前で追悼法要が行われ、桃原町長が参列しました。みどり丸遭難事故は、昭和38年8月17日に乗員・乗客約230名を乗せ那覇市泊港から久米島に向け出港し、那覇沖合の海上で突風と高波を受けて沈没。死者86名、行方不明者26名が被害に遭った、沖縄の海難史上最大の事故といわれています。今年で事故から62年を迎えましたが、悲しい事故を忘れないよう毎年、浄土真宗本願寺派沖縄別院の主催のもと追悼法要が行われています。
◆風化させない記憶と平和への誓い 日本軍による住民虐殺80周年追悼集会
戦後80年の節目を迎えた今年8月20日(水)、本願寺久米島布教所で「日本軍による住民虐殺80周年追悼集会」が執り行われました。集会は二度と繰り返してはならない悲惨な出来事を風化させず、次世代へ伝えることを目的に実行委員会(会長:神里稔)が主催しました。第1部ではレリーフ除幕式、参列者による焼香、関係者あいさつが行われ、第2部では供養の唄や三線、琉球古典音楽、「月桃の花」の合唱などが奉納されました。多くの参加者が犠牲者を悼み、平和への誓いを新たにする時間となりました。
