くらしを豊かにする総務省の情報誌 令和6年12月号

発行号の内容
-
くらし
《特集》地域デジタル基盤活用推進事業のご紹介(1)
■地域デジタル基盤活用推進事業とは 「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて、地方公共団体等によるデジタル技術を活用した地域課題解決の取組を、(1)計画策定支援・推進体制構築支援、(2)実証事業、(3)補助事業によって総合的に支援します。 (1)計画策定支援・推進体制構築支援 [1]計画策定支援 地方公共団体内における予算要求、デジタル技術の導入に向けた第一歩となる地域課題の洗い出しや整理を図る…
-
くらし
《特集》地域デジタル基盤活用推進事業のご紹介(2)
~地域デジタル基盤活用推進事業などによる地域のデジタル活用促進のためのヒントが見つかる~ 地域社会DXナビ ■「地域社会DXナビ」とは? 総務省がこれまでに実施してきた事業を含む地域社会DXに関する優良事例や事例を通じて得られた知見、ノウハウなどを記事形式で配信することで、地域社会DXに取り組む地方公共団体や民間企業による情報探索をナビゲートする新しいプラットフォームです。「地域社会DXナビ」はス…
-
くらし
地方のかがやき 埼玉県 秩父市(1)
■山々に包まれたまちで実装されるドローンやAIカメラなどの先端技術 埼玉県の北西部に位置する秩父市は東京都心部から約80km 圏内にあり、西武鉄道の特急を利用すれば最速77分で到着する、山々に包まれたまちです。 県下最大の面積の自治体であり、市域の9割近くは森林で覆われ、秩父多摩甲斐国立公園や武甲・西秩父などの県立自然公園の区域を含みます。甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)を源流とする荒川は、市の中心部を…
-
くらし
地方のかがやき 埼玉県 秩父市(2)
■TOPICS 01 デジタルライフライン全国総合整備計画で先行 ドローン航路整備 早くからドローンに着目した秩父市は平成29年度に本格的に事業に着手、以降、物流サービスの検証実験や土砂崩落により孤立した地域への衛星通信スターリンクを利用した物資配送などの実証・実装に取り組んできました。 こうした先駆的取組もあり、令和6年3月には政府のデジタルライフライン全国総合整備計画で先行してドローン航路整備…
-
くらし
地方のかがやき 埼玉県 秩父市(3)
■TOPICS 02 オーバーツーリズムの課題解消を目指す AIカメラの活用 三峯神社には年間約60万人もの参拝者が訪れることから、最寄りの市営駐車場や周辺道路は紅葉シーズンや連休などに渋滞が発生します。 オーバーツーリズムによる混雑の緩和に向け、秩父市は今年2月、総務省補助事業の採択により、スタートアップ企業の株式会社バカンと協働で、AIカメラで混雑状況を測定、可視化し、Webサイトでその情報を…
-
くらし
地方のかがやき 埼玉県 秩父市(4)
■TOPICS 03 秩父が好きな人、秩父に住みたい人を増やす! 移住政策 移住を検討している人たちのため、秩父市は観光客の往来が多い番場通りに移住相談センターを開設しているほか、移住支援金や若者移住者(IJUターン)就職奨励金の制度を用意。またリアルな移住体験をしてもらうため、お試し居住住宅での滞在体験も提供しています。 ちちぶ空き家バンクは秩父地域の4町と連携し、移住促進のため物件情報を公開す…
-
くらし
地方のかがやき 埼玉県 秩父市(5)
■TOPICS 04 都市・生活機能の充実を図る定住自立圏構想 定住政策 住民のいのちと暮らしを守るため圏域全体で生活機能を確保し、人口定住を促進するのが総務省の定住自立圏構想です。 この構想の先行実施団体の選定を受けた秩父市は秩父広域市町村圏組合の周辺4町と協定を締結、平成22年に推進委員会を発足させて、医療、保健・福祉、教育、産業振興、環境、地域公共交通、ICTインフラ、交流・移住、水道、人材…
-
くらし
暮らしてなっ得 秩父市のここがすごい!
◇地域おこし協力隊員 神宮一樹さん ・各地区にお祭りや地域行事などそれぞれの伝統が色濃く残っています 高校魅力化コーディネーターとして県立秩父高校の活性化などに取り組みつつ、秩父歌舞伎の稽古に打ち込んでいます。秩父では伝統が形骸化せず、コミュニティの在り方として残っていることに感動を覚えます。 ◇地域活性化起業人 並木悠子さん ・そばやスイーツ、ピザなどの名店がそろっていますよ! 秩父市は食文化が…
-
くらし
MIC NEWS 1
■第72回全国統計大会の開催 全国統計大会は、10月18日「統計の日」の行事の一つとして、国、地方公共団体、関係団体等の統計関係者が一堂に会し、我が国の統計の進歩・発展のみならず、統計の普及や活用に資することを目的に開催しています。 72回目を迎える今大会は、総務省及び公益財団法人統計情報研究開発センターの主催により、下記のとおり開催します。 日時:令和6年12月4日(水)13時30分~16時00…
-
くらし
MIC NEWS 2
■ご存じですか? 統計調査員 統計調査員をご存じですか?統計は、「揺れる社会の揺るがぬ指標」といわれています。統計調査員は、その揺るがぬ指標を作るために、国や地方公共団体が行う統計調査の第一線で調査票の配布・回収などに活躍していただく方です。 ◇統計調査員の重要性 統計調査員は、調査現場の最前線にあって、世帯や事業所といった調査対象を訪問し、調査票の記入依頼や調査票の収集・点検などの統計調査の仕事…
-
くらし
MIC NEWS 3
■労働力調査を実施しています ◇労働力調査は毎月実施しています 労働力調査は、我が国の就業・不就業の実態を明らかにすることを目的とした、国の重要な統計調査(基幹統計調査)です。全国から無作為に選定された約4万世帯を対象として、総務省統計局が都道府県を通じて毎月実施しています。 調査対象として選定された世帯には、統計調査員が訪問し、 調査書類を配布し、調査への回答をお願いしています。 ◇我が国の雇用…
-
くらし
MIC NEWS 4
■みんなで徹底しよう「三ない運動」 政治家の寄附は禁止(贈らない)! 政治家の寄附を求めない! 受け取らない! ◇政治家の寄附は禁止! 有権者が政治家に寄附を求めることも禁止! 年末年始はお歳暮やお年賀など、何かと贈り物をする機会の多いシーズンです。 そこで、この機会に皆さまに改めてご理解いただきたいのが、きれいな政治、お金のかからない政治の実現、選挙の公正の確保を目指す「三ない運動」(贈らない、…
-
くらし
地域DXのヒント
愛知県みよし市 自治体フロントヤード改革の取組 地域DXのヒント第9回は、自治体におけるフロントヤード改革の取組について愛知県みよし市の事例をご紹介します。 みよし市は、令和3年8月に「みよし市デジタル化推進構想」を策定し、令和7年度までは、“行政内部のデジタル化”による住民の利便性向上と行政サービスの効率化を目指しつつ、DXの考え方を浸透させ息の長い取組とするために“職員の育成”に重点的に取り組…
-
その他
編集後記
12月号をお読みいただきありがとうございます。 早いもので2024年もあと1か月となりました。今年は、地震や大雨などによる自然災害が多かった印象があります。本誌7月号では、令和6年能登半島地震について総務省の被災地における活動を特集し、被災地への支援・応援の大切さを改めて感じました。来年は自然災害が少ない安全・安心な年になりますよう祈らずにはいられません。 さて、今回の「地方のかがやき」で取材させ…
-
イベント
さぁ、ご一緒に!国勢調査員 大募集
-
その他
その他のお知らせ(くらしを豊かにする総務省の情報誌 令和6年12月号)
・広報誌「総務省」についてのご意見・ご要望は、電子メールでお寄せください 【MAIL】[email protected] 発行:総務省 〒100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2(中央合同庁舎2号館) 【電話】03-5253-5111(代表) 総務省 Ministry of Internal Affairs and Communics 2024年12月1日発行 第288号(毎月1回発行…