- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道札幌市清田区
- 広報紙名 : 広報さっぽろ 清田区 2025年2月号
2月号では“予防課”、3月号では“警防課”について紹介します。
きよっち
「消防署って消防車や救急車のイメージだよね
他にどんなことをしているのかよく知らないな~」
リスキュー
「火事や事故が起きたときに出動をする警防課と
未然に防ぐ活動をしている予防課があるよ」
きよっち
「火事や事故を未然に防ぐ活動?」
リスキュー
「うん!じゃあ予防課のお仕事を見てみよう!」
■予防課のお仕事
●建物の消防用設備の検査や指導
自動火災報知設備などの「消防用設備」が適切に設けられ、維持管理されるように検査、指導します。また、避難口や階段などの維持管理、消防訓練の実施など「防火管理」についても指導しています。
●子どもに対する防火・防災教育
市内の小学3年生を対象に、消防の仕事や火災・救急などについて消防士が授業をする「教えてファイヤーマン」を毎年実施しています。
また、小学生から高校生までが所属する「少年消防クラブ」活動のサポートを行っています。
●危険物施設の検査や指導、事故調査
ガソリンスタンドなどが安全に造られているか検査し、危険物の正しい取り扱い方を指導します。危険物が漏れるなどの事故があれば原因を調べ、同じような事故の再発防止を図ります。
●地域住民や企業への火災予防の呼びかけ
各町内会や事業所などで、火災予防の話や消防訓練の指導を行っています。
春・秋の火災予防運動期間には呼びかけを強化して、住民の方と協力し火災予防広報に努めています。
▽「少年消防クラブ」とは?
防火・防災の知識や災害時に身を守るスキルを学び、地域の防火・防災を担い得る人材へと育成することを目指す団体です。
▽全国防災作文 最優秀賞
平岡少年消防クラブに所属している清水葵生(しみずあおい)さんが第6回全国子ども防災作文コンクールの中学3年生の部で最優秀賞を受賞しました!
■予防課職員にインタビュー!
渡邉彩子(わたなべさいこ) 消防士長
入庁10年目。
祖母を救ってくれた救急隊の姿に憧れて入庁。消防学校で知識や技術を学び、消防隊に1年半、救急隊に7年間在籍し、令和6年4月から清田消防署予防課に所属。休日には、原付バイクでキャンプやスイーツ店巡りをするアクティブな性格。スイーツを堪能しながら話題のドラマを満喫するのが趣味。
Q.予防課でのやりがいは?
A.子どもたちが、消火器やロープの使い方、応急手当ての仕方を楽しそうに学んでいる姿を見たときにやりがいを感じます。
Q.業務の目的は?
A.火災や危険物事故を未然に防ぎ、市民の命や財産を守ることを目的にしています。
Q.最後にひと言
A.皆さんや大切な人が火災や事故などで悲しい思いをすることがないよう、火災予防や危険物施設の事故防止について適切な指導・広報を行い、皆さんの笑顔を守っていきたいと思っています。
また、一人一人が火災を防ぐために、ちょっとしたことから「気をつけよう」という気持ちになってもらえるように頑張りたいと考えています。
問合せ:清田消防署予防課
【電話】883-2100