- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道釧路市
- 広報紙名 : 広報くしろ 2025年(令和7年)6月号
■第67回水道週間スローガン「透き通る 誇れる水に 感謝する」
水道週間は、国や都道府県、各市町村で実施される水道事業に関わる広報活動を通して水道の現状や課題について理解を深め、今後の水道事業の取り組みへ皆さんから協力を得ることを目的として実施されています。
◆未来に引き継ぐ大切なライフライン
~安全で安心な水道水を市民のもとに届けるために~
水道は、市民生活や企業の経済活動等を支える重要なライフラインです。
安全で安心な水を次世代へ引き継いでいくために、老朽化施設の計画的な更新を行っています。
・川などから取り込んだ水を浄水場できれいにして、水道管を通してみんなの家に届けるよ。
◆愛国浄水場が新しくなります
総事業費:約296億円
市で一番大きな浄水場である愛国浄水場は、建設から60年以上が経過し老朽化が進んでいます。また、耐震調査の結果、大規模な耐震化が必要となっています。
将来にわたり良質な水を24時間365日休むことなく皆さんにお届けするために、浄水処理方式をこれまでの「急速ろ過方式」から「膜ろ過方式」へ変更し、地震や津波に耐えられる新愛国浄水場の建設工事を2011(平成23)年度から進めており、2026(令和8)年度に完成予定です。
◆地震に強い水道管へ
年間事業費:約16億円
市内に埋没されている水道管の内、約40%が法定耐用年数(40年)を超えており、今後も膨大な量の水道管が更新時期を迎えます。
水道管を計画的に更新するために、2021(令和3)年3月に「釧路市水道管路更新基本計画・実施計画」を策定し、漏水などが発生した際に皆さんへの影響が大きい箇所を中心に、地震に強い水道管に交換する事業を進めています。
▽地震に強い水道管の仕組み
地震による地盤の動きに対応できるよう、継手が伸び縮みするなど、管が簡単に抜けない仕組みになっています。
※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。