健康 けんこうライフ ななかまど(1)

―令和7年度―
■稚内市地域保健推進委員連絡会総会
令和7年5月26日(月)
稚内市保健福祉センター

各町内会毎の地域保健推進委員が、今年度1年間の活動などについて話し合う総会が開催されました。
初めに、田原加代子会長より「地域保健推進委員の歴史は長く、コロナ禍を経ても途絶えることなく活動を続けられたのは、推進委員の皆様が稚内市民や身近な人の健康のためにという気持ちを持って活動して頂いたことに他ならず、大変感謝しております。私たち推進委員の活動は、定期健診や、各種講演会のご案内、病気の予防や健康に関する学習会、町内会と協力し保健学級の開催、けんこうライフななかまどの発行など多岐にわたります。活動内容も各町内毎に異なりますので、推進委員同士で交流を図りながら、活動を深めて頂ければと思います」と挨拶がありました。
総会終了後は稚内市企画総務部防災主幹の大久保和彦氏による「1日防災講話〜避難所の現状〜」について講義の後、「作ってみよう!段ボールベッドandルームテント」と題し、グループごとに実際に作成しました。初めて作業する方も多く、お互いに助け合いながら組み立てを行い、出来上がったベッドに横になり、テントに入ったりする体験をしました。

◆1日防災講話~避難所の現状~
◎地震・台風・水害…日本は自然災害が多い

▽避難生活では下記の様な健康悪化傾向がみられる
・集団生活による不眠症、便秘、下痢、食欲不振、感染症等が増える
・長期化すると睡眠障害、アルコール依存が増える
・冬期間の場合は、風邪にかかる方が増える・避難所の狭さや慣れない場所での転倒や骨折の危険がある
・プライバシーの欠如やストレスによる精神的問題も増える

▽持病のある方は健康の悪化が起こりやすくなる

▽避難所の衛生環境をよりよく保つ

▽避難者の健康状態に影響する(災害関連死を防ぐ)

◎災害はいつ発生するかわからないので、避難所について知っておくこと、日頃の健康管理が大切になる!!

◆避難所生活では、食事の面も普段とは異なるため、非常食などの備えも大切です!
▽非常食には…
・災害用のお粥やお米、長期保存可能なお水、ビスケットや乾パン、羊羹など
・賞味期限の長いカップ麺や缶詰類なども活用可能

▽大人1人分の3日間分の食料は…
避難生活では下記の様な健康悪化傾向がみられる持病のある方は健康の悪化が起こりやすくなる
・水 3L
・カップ麵 1つ
・肉や魚・豆などの缶詰 5缶
※他、お粥やアルファ米が7パック、乾パン1つ、ガスコンロなど…
※[参考:農林水産省ホームページ]

◆作ってみよう!段ボールベッドandルームテント
当日参加者同士でグループになり、段ボールベッドやルームテントを自分たちで組み立てる体験をしました。

▽当日参加した方々からの感想
・災害で亡くなるより、災害関連死で亡くなるケースが多いことに驚きました。
・段ボールベッドは寝る時に硬くて寝づらかったです。ルームテントは組み立てが少し難しかったですが、プライベートな空間ができるのが良いと思います。
・段ボールベッドを初めて作りましたが、差込箇所に目印がついていると、より作業が楽になると思いました。
・災害や防災に対する関心を持ち続けることを再認識し、ハザードマップを見直したり、地域の防災を考える機会になりました。
・災害に備え、地域で協力し避難方法などを考え取り組むことが大切で、段ボールベッドは思ったより簡単に作れ、良い経験ができました。