- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道稚内市
- 広報紙名 : 広報わっかない 2025年10月号
■珈琲とともに語り継ぐ 津軽藩士を慰霊
8月24日(日)、江戸幕府後期の北方警備の際に亡くなった津軽藩士の慰霊祭が宗谷護国寺で開かれました。青森県弘前市で珈琲関連事業を営む成田専蔵さんが、祭壇に珈琲を捧げ、藩士を偲びました。この日は「宗谷地区戦没者慰霊祭」と「旧藩士慰霊祭」も開催され、先人たちに静かに祈りを捧げ、平和への思いを新たにする日となりました。
■北の大地を駆け抜けろ! 日本最北端わっかない平和マラソン
9月7日(日)、「日本最北端わっかない平和マラソン」が開催されました。宗谷岬をスタートするフルマラソンは雨が降ったかと思えば青空が広がり、また小雨がぱらつき、そして雨が上がるといった安定しない天気の中、選手たちは沿道からの声援に背中を押され、笑顔でゴールを目指しました。
■光と音が織りなす幻想空間 Wakkanai Night and Light
9月7日(土)から、北防波堤ドームが色鮮やかな光に包まれるイルミネーションイベントがスタート。音楽に合わせてプログラムされた光がドーム全体を照らし、訪れた人々は足を止め、幻想的な空間に見とれていました。会場ではビアガーデンも同時開催。お酒、コーヒーを片手に、非日常のひとときを楽しむ姿がみられました。
■66周年をお祝い 大盛況の病院まつり
9月21日(日)、市立稚内病院にて「病院まつり」が開催。病院ならではの企画として、腹腔鏡や内視鏡の操作体験、お菓子のラムネを使った薬剤師体験などを実施しました。子どもたちは普段目にする医療従事者のお仕事を実際に体験。楽しみながらも真剣な表情で取り組む姿が印象的でした。
■世界の恒久平和を願う 子育て平和祈念式典
9月1日(月)、子育て平和祈念式典が執り行われました。1983年に起きた大韓航空機事件を契機に、命の尊さを次世代につなぐ目的を持つこの式典。子どもたちが自分の言葉で世界の恒久平和への願いを述べました。事件の被害者の遺族として出席した山口真史さんは、式典の後、各学校で平和学習を行い、遺族の想いを伝えました。
■幼児教育の質向上へ 稚内で研究大会開催
9月6日(土)、稚内市で「北海道私立幼稚園教育研究大会 道北ブロック稚内大会」が開かれました。午前中の公開保育のうち稚内富岡幼稚園では、参加者が園庭で自由奔放に遊ぶ子どもたちの姿や教諭の指導方法を熱心に観察していまし
