子育て クロソイの稚魚100尾を涌元漁港に放流「大きくなって戻ってきてね」

8月29日(金)、知内小学校5年生の児童たちが、体験授業の一環として、上磯郡漁業協同組合が種苗生産を行っているクロソイの稚魚100尾を涌元漁港内へ放流しました。海や水産資源を将来にわたって守り育てていくことを目的としたこの授業は、地域の自然や命のつながりを児童たちが実感できる、貴重な学びの機会となりました。
その後、児童たちは、放流したクロソイの稚魚がどのように育てられているかを見学するため、ウニ種苗センターを訪問しました。センターでは、クロソイの稚魚に加え、ウニの種苗が育成されている様子も見学し、水産資源の生産や育成の過程について理解を深めました。
参加した児童たちは、「稚魚が元気に泳いでいてうれしかった」「ウニがこんなふうに育つなんて知らなかった」と、目を輝かせながら感想を話していました。