くらし 令和6年度日本遺産地域活性化推進事業 江差町日本遺産魅力増進・発信事業成果報告
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道江差町
- 広報紙名 : 広報えさし 令和7年3月号
今年度、江差町や江差商工会などの民間14団体で構成する江差町観光まちづくり協議会では、文化庁モデル事業に採択され、有識者の伴走支援のもと、6つの事業を全額国費で実施しました。
日本遺産の町に「誘う」、日本遺産ストーリーを「体感する」、日本遺産を通じて「稼ぐ」の3本柱で構成した事業を展開し、得られた成果を令和7年度から本格運用することで、日本遺産を通じた更なる地域活性化を推進します。
■「誘う」
事業(1) 日本遺産WEBページ増設事業
▽江差町観光情報ポータルサイトに「江差町日本遺産公式サイト」を増設。
▽ストーリーとこれを構成する文化財はもとより、体験メニューや食、お土産、宿泊情報など、江差町の日本遺産に関する情報を余すことなく掲載し、来訪のきっかけとなる情報を発信する。
【公式サイトURL】https://japan-heritage.esashi.town/
事業(2) インフルエンサー活用地域マーケティング事業
▽影響力のあるインフルエンサーを活用し、認知効果の高いPR動画を制作・配信することで観光誘客する。
▽インフルエンサーは、500万人以上のインスタグラムフォロワーを持ち、YouTubeで旅情報番組「あらきあるき」を配信している俳優の新木優子さんを起用。
▽近隣の認定地と連携して4本のPR動画を制作・配信。道南の日本遺産認定地を面でPRすることによって相乗効果を創出する。
あらきあるき:江差/道南の日本遺産編【URL】https://youtu.be/wPN4zTXzxiE?si=SK2LPidlDpSdvjO_
あらきあるき:年越しニシンそば打ち体験編【URL】https://youtu.be/7dDWo7T4v6c?si=t3Ja5m_5RX8yN5N6
※詳しくは本紙をご覧ください。
■「体感する」
事業(3) 構成文化財周遊マップ作成・クイズラリー整備事業
▽個々に紹介されていた文化財を、ストーリーに沿って「面」で捉えて江差町の日本遺産たる魅力を体感してもらうための「江差町日本遺産ストーリー周遊マップ」を作成。
▽単に巡ってもらうだけでなく、ストーリーへの理解を深め、満足度を向上させるために、周遊しながら答えを見つけるクイズラリーをマップとセットにする。
▽周遊コースはストーリーの構成に沿って3章立て・3コースを設定。全コース周遊スタンプラリーを仕立ててまち歩きを促すとともに、特典を付与して地域内に経済効果を波及させる。
※クイズラリー、スタンプラリーは4月下旬開始予定
※詳しくは本紙をご覧ください。
事業(4) ガイダンス施設整備・構成文化財解説板整備事業
▽ストーリーを一括紹介し、周遊の起点となる「紹介コーナー」を江差町会所会館と開陽丸青少年センターに設置する。
▽周遊するうえで構成文化財が一目でそれとわかるサイン看板を設置し、ストーリーへの理解を深めるために各文化財の解説を記す。
※今年度は展示・設置するコンテンツ(デザイン)の作成であり、ハード整備である紹介コーナーと解説板設置は令和7年度に実施予定
※詳しくは本紙をご覧ください。
■「体感する・稼ぐ」
事業(5) ガイド協会研修
▽観光ガイドさんが事業(3)で作成した周遊マップに沿った「ストーリーガイド」の手法を習得するための研修を実施。
▽「ストーリーガイド」は商品化し、「稼ぐ」手段の一つとする。
▽地域のみなさまへの普及啓発を目的に「日本遺産ミニ講座」も同時開催。
開催日:1月15日
場所:江差町保健センター
参加者:41名
■「稼ぐ」
事業(6) ニシン関連商品開発・販売事業
▽ストーリーにちなんだニシンを使用した新商品「ニシン親子サンド」をプロ料理人監修のもと開発・販売。
▽同商品開発をフックに、「ニシンの「食」による町のPR」に賛同するニシン関連商品取扱事業者を組織化。共通訴求ツールを制作し、一体的なPRを来年度から本格的に実施する。
※詳しくは本紙をご覧ください。
お問い合わせ先:江差町観光まちづくり協議会
【電話】52-6716