くらし 第6次総合計画後期基本計画
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道江差町
- 広報紙名 : 広報えさし 令和7年5月号
~第3期江差町人口ビジョン・デジタル田園都市構想総合戦略~を策定しました
■総合計画とは?
江差町が目指すまちの姿と、それを具現化するための基本方針等を定めるまちづくりの根幹となる計画で、江差町の未来を共有するための指針となるものです。
○第6次総合計画の構成
計画は、基本構想、基本計画、実施計画の3層で構成されます。
今回策定された後期基本計画は、第6次江差町総合計画の後半5年間の中期的な展望を示すものです。
○策定の経緯
社会経済状況や人口構造の変化、デジタル化をはじめとする技術革新やアフターコロナなど、社会や経済の状況が大きく変わる中で、江差町が発展を続けるために、「第6次江差町総合計画 前期基本計画(令和2年3月策定)」を振り返り、令和7年度を初年度とする後期基本計画を策定することで、さらに効果的かつ効率的で戦略的な行政運営を推進します。
また、地域活性化に向けた仕事づくりについての方策をまとめた江差町まち・ひと・しごと創生総合戦略にデジタル化の視点を取り入れ、人口減少社会においても持続可能な地域を目指すための新たな戦略として「江差町デジタル田園都市構想総合戦略」も策定しました。
■新しい「基本計画」で目指す江差町の未来
人口減少・少子高齢化という課題は、江差町だけでなく全国的な問題であり、避けられない現実です。
しかし、これを悲観するのではなく、新しい未来を切り拓くための機会としてとらえ総合計画で掲げる「誇りある暮らしを未来へ紡ぎ、みんなでつくる自分たちごとのまちづくり エエ町江差」を目指します。
・子どもたちが地域への愛着を育みながら成長でき、地域住民が住み慣れた町で安心して暮らし続けられるよう、多世代が支え合うコミュニティを形成していきます。
・訪れる人々には、江差町ならではの文化や歴史を体験してもらい、心に残る思い出となるような場所を目指します。
・雇用機会の創出や暮らしやすい環境を提供することで、人口の流出を防ぎ、新たな町民を迎え入れる力強いまちをつくります。
■新しい「総合戦略」で目指す目標
従来の総合戦略で掲げていた3つの目標に加え、新たに「デジタル環境整備で持続可能な江差を目指す」を4つ目の目標として設定し、デジタル技術を活用した各施策の推進を強化します。
○重点目標1 江差ブランド製品づくりで仕事をつくる
人口減少・少子高齢化が進む中でも、持続できる産業基盤を整え、次世代の担い手が活躍できる環境を作ります。
○重点目標2 江差文化体験交流づくりで仕事をつくる
観光によるまちづくりは地域外からの収入を得る重要な施策であるため、江差町の歴史や文化などの豊富な資源を活かし、まちの魅力や課題を知ってもらい交流人口だけでなく関係人口の拡大を推進します。
○重点目標3 江差っ子チャレンジ支援で仕事をつくる
産業振興や観光振興によって仕事づくりや交流人口・関係人口の拡大を進めるとともに、魅力あるまちづくりを進め、移住・定住を推進していきます。
○重点目標4 デジタル環境整備で持続可能な江差を目指す
江差町の地域活性化や社会的な課題を解決するために、デジタル環境を整備し、持続可能なまちを目指します。
この目標を実現するためには、住民だけでなく、産業界や大学など多様な主体の参画、そして他自治体との連携を図っていくことが必要不可欠です。
住民一人ひとりが主役となる「自分たちごとのまちづくり」を通して、「誇りある暮らしを未来へ紡いでいく」ことを皆さんと共に目指していきましょう。
※計画の詳細は江差町ホームページから見ることができます
お問い合わせ先:まちづくり推進課まちづくり推進係
【電話】52‒6712