健康 元気にな~れ(445)

■「塩分の見える化」の結果を報告します!!
今月は 栄養士 鈴木 弥生 です

町では、令和6年度から健康づくりセンターや地区で行う特定健診を受診された方に、前日の食事でどれくらい塩分をとったかを測る尿検査(無料)を実施しています。今回はその検査結果を報告させていただきます。

◇推定1日塩分摂取量検査の結果(40歳以上の男女237名)

1日の食塩摂取量の目標量
男性:7.5g未満
女性:6.5g未満

40歳以上の1人1日当たりの食塩摂取量の平均値は9.3gで、国の目標値より男性は1.9g、女性は2.7g多くとっています。平均が10g以下であることは、大変素晴らしいことです。また1日に7g程度塩分をとっている方が40名と一番多く、減塩を心がける人が多いことがわかりました。
その一方で、10g以上の方が91名と全体の38%を占めていました。今後も上ノ国町民の高血圧予防・重症化予防のために、10g以上の方が1人でも減るよう支援していきます。

◇今より少しでも減らす工夫を
・めん類の汁は飲まない習慣を
インスタントラーメンやお店のラーメンを汁まで完食すると、5~6gの塩分をとることになります。
100ml(カップ型のヨーグルト1個分)の汁を残すと約2gの減塩になります。
(うどんやそばの場合は、汁の塩分が少ないので約1gの減塩になります。)
ラーメン:約2gの減塩
うどん・そば:約1gの減塩
汁100ml残す(カップ型ヨーグルト1杯分の汁を残す)

塩分測定の尿検査は、(1)20歳~39歳の「若年健診」、(2)40歳以上の国民健康保険の方、(3)後期高齢の方で「特定健診」を受ける方が対象となります。広報5月号15ページの各種がん検診・特定健診をご覧になり、ぜひこの機会にお申し込みください。
塩分のこと、食事のことでお困りの際は、お気軽に栄養士鈴木までご連絡ください。

問合せ:保健福祉課 健康支援グループ
【電話】0139-55-4460