- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道奥尻町
- 広報紙名 : 広報おくしり 2025年3月号
ゼロカーボンを見つけました!
今回は、奥尻地区海藻生産・活用調査検討協議会(以下「協議会」といいます)のブルーカーボンの取組みについてご紹介します。
当コーナーのVol.5では、ブルーカーボンの取組みを行っている協議会メンバーである漁師さんの記事を掲載しました。協議会では、ホソメコンブによるブルーカーボンの取組みをPRし、町の活性化、気候変動緩和の規模拡大や継続的な活動を推進するため、クレジット取得を目指し、令和4年12月よりブルーカーボンの取組みを開始しました。
前回のインタビュー時は、ブルーカーボン・クレジットの認証に向けて進めている段階でしたが、晴れて令和7年1月10日に認証を受けました!
認証を受けたのは、令和5年10月~令和6年9月まで沈めたホソメコンブが吸収した二酸化炭素で、量にして0.5t-CO2です。
1口55,000円で、2月26日までジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)が申込みを受け付け、口数に応じて0.5t-CO2を購入者へ配分します。
なお、すでに北海道エアシステムやオクシリアイランドフェリーほか、複数の企業が購入する方針を示されています!協議会では、得られたクレジットを本取組みや天然藻場再生活動を継続して行うための資金とし、今年は昨年の2倍の吸収量を目指しているとのことです。
町では、「サスティナブル・アイランド奥尻」を目指して、多様な再生可能エネルギーの導入や、一部公共施設への太陽光パネルの設置、公用車のEV化、グリーンスローモビリティの導入等を目指し、取組みを進めています。今後も島の脱炭素化や地域活性化のため、一丸となって取組みを進めていければと思います!
・ブルーカーボン・クレジットについて知りたい方はこちら(JBEのホームページ)
・過去の記事はこちら
※本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください
問合せ:ゼロカーボン推進課
【電話】01397-2-3410