- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道奥尻町
- 広報紙名 : 広報おくしり 2025年4月号
ゼロカーボンを見つけました!
今回は、2月20日に東京で開催された「小島嶼開発途上国(SIDS)における脱炭素フォーラム」での奥尻町の取組み発表についてご紹介します。
「小島嶼開発途上国(SIDS)における脱炭素フォーラム」は環境省と国際再生可能エネルギー機関(IRENA)により太平洋を中心としたSIDSの政府関係者等を対象として、脱炭素化に率先して取り組む日本の離島や企業も参画するかたちで、SIDSの脱炭素化に係る具体的な取組みや技術及び課題を共有することを目的として開催されています。この日も南太平洋の島嶼国の方々が自国や地域での脱炭素の取組みや課題を発表しました。また、当町のほかに日本の自治体としては、脱炭素先行地域に選定されている鹿児島県知名町(沖永良部島)が取組みを発表しました。
当町からは、ゼロカーボン推進課の多田主事が出席し、「離島の特性を踏まえた再エネ導入の取組について」と題して、地熱・水力・太陽光・風力・木質バイオマスの再エネフルメニューで実現する「サスティナブル・アイライド奥尻」事業の概要や地熱発電事業について説明しました。離島での地熱発電は特徴的であるため、地熱資源開発の経緯から発電に利用されている地熱・温泉の性質まで丁寧に解説し、参加者の皆さんも熱心に聞いてくださいました。世界の離島でも脱炭素化を進めています。
奥尻町は脱炭素先行地域として、その取組みが注目されています。しかしながら脱炭素化を推進していくためには町民みなさまのご理解とご協力が不可欠です。これからもよろしくお願いします!
問合せ:ゼロカーボン推進課
【電話】01397-2-3410