- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道ニセコ町
- 広報紙名 : 広報ニセコ 令和7年9月号
◆ニセコふぁん通信 vol.91
町民による町民のためのコーナー
あなたもレポーター活動をしてみませんか?みなさんの参加をお待ちしています
今月のレポーターは「桑添のぞみさん」です。ニセコ駅前でフラワーショップ ノンノを営業。ニセコ商工会員としてニセコ朝市などで活躍しています。
◇ニセコの朝はニセコ朝市から!
「おはようございます!」の声から始まるニセコ朝市は、令和元年10月からスタート、コロナ禍を挟み令和4年から再開しました。5月から10月まで月に一回、朝の8時から9時半まで、ニセコ町のさまざまな事業者が前田商店の前に並びます。始まる前からもお客様が並び、8時のスタートの鐘が鳴ると、町民や町外からはるばる来た人と、直接対話しながら買い物が始まる空間です。
私たち事業者にとっても、活気と手応えを感じる時間になっています。お客様のじかの反応がダイレクトに伝わるライブ感は、普段では味わえない心地よいものです。同時に普段は話す機会が少ない事業者とも出会えるきっかけにもなり、新たな商品やサービス、人とのつながりが生まれやすい場所にもなっていると実感します。
そんなニセコ朝市を始めたきっかけは、綺羅カード会での新しい提案・企画を求められた時でした。私自身が生まれた地域では朝市があり、子どもの頃から毎回、親に連れられて行く朝市がずっと記憶に残っていました。そこで買った飴や竹とんぼが、今も鮮明によみがえります。大人になり、私が仙台市で就職した時、今度は自分が朝市で物を売る側に立ちました。朝市の空気感や売り買いする人のエナジーを再認識し、朝がどんなに早くとも、その日だけは楽しみに出社していたものです。
ニセコ町でお店を持ってからも、私は必ずどこかで朝市をしたいと強く思いを抱いていた中、前田商店さんや大西精肉店さん、本田珈琲店さん、カーヴドゥバンブーさん、ポンポンさん、マイトリエさんが中心メンバーとなり、ニセコ朝市が次第に出来上がりました。出店者の顔も色とりどりになり、今はニセコ町らしさを再認識する場所になっています。
問い合わせ:企画環境課広報広聴係
【電話】56-8837【FAX】44-3500