くらし 『村長ブログ』ダイジェスト

村の様子や村長の所感、行動等をおおむね週に1回のペースで「村長ブログ」として令和3年(2021年)5月から開設し、留寿都村ホームページにて掲載しています。インターネット環境がない方のためにも村長ブログの抜粋を掲載しています。

■3月の記事(抜粋)
3月1日(土)の留寿都高等学校の卒業式では、3年生5名と4年生2名が卒業され、4年生に新級する生徒が2名いて今後さらに研鑽を積んでいくようです。

3月3日(月)の令和7年第1回村議会定例会は、留寿都村パークゴルフ場の設置及び管理に関する条例等の条例改正を中心に審議を行いました。令和7年度からのパークゴルフコースの管理は、4コースを維持しながらも管理費用は抑え、受付業務を廃止して協力金で収入を見込むもので、企業の人手不足に対応するものです。議会再開は3月11日で、一般質問や令和7年度のこれら予算審議を行います。

3月5日(水)の課長等で構成する庁内会議は、これまで金曜日に開催していましたが職員の出席しやすい水曜日に変更しました。4年間、毎月続けてきた庁内会議では、課長等には指示、苦言も多く、自分自身反省するところも多々ありますが、会計年度任用職員を含む職員一人一人の取組は格段に良くなったと実感しています。もう20年以上も前になりますが、近隣町村の職員から「留寿都村の職員給与がラスパイレスで高いと言われても一概に比較できるものではないし、問題はきっちり仕事をしている対価として留寿都村が良い見本になってほしい」と話されたことを思い出します。これに限らず「留寿都モデル」ができると良いと思います。

3月11日(火)に再開した村議会定例会は、一般質問1件が教育長にあり、その後は令和7年度の予算審議をして可決いただきました。また、留寿都村長等の給与等に関する条例と留寿都村教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正については、1月31日の村議会臨時会に提案をし、特別委員会に付託された審議の結果報告が同委員会委員長の堤議員よりあり、それは「反対多数で否決する」というものでした。本会議でも、改正条例議案は反対多数で否決されました。詳細については、今後、住民の皆さまに説明をさせていただきたいと考えております。

3月14日(金)の留寿都中学校卒業式では、20名の生徒一人一人の成長を見ることができ、また、級友や家族、教員等への感謝の気持ちが素直に伝えられた式典でした。

3月15日(土)の「新たな地方自治の推進と官民連携による新たな挑戦」と題するシンポジウムが赤井川村で開催され、関係職員とともに出席しました。ニセコ町長、古平町長、赤井川村長のパネリストに自分も急遽加わって、本村の官民連携事例等をお話ししました。赤井川村は、恒志堂と包括連携協定を締結していることから、コーディネーターを同社執行役員が務められ、参加した職員からの質問に各町村長が事例等で答えたりと有意義でした。

3月22日(土)のこども園卒園式では、16名の卒園児が一人ずつ卒園証書を受け取った後に恒例の「大きくなったら…」の発表をしました。みなさん、大勢の前でもしっかりと大きな声でお話ができました。保育士たちも、うるっとする瞬間がありました。

3月23日(日)の後志自動車道(仁木IC~余市IC間、3.3km)開通記念式は、この道路が黒松内ICまで早期に開通するように要請活動を行った成果ともいえる行事でした。札幌市や千歳空港から仁木町までの所要時間が4分ほど短縮されることから、物流や人流、アクセスの向上が期待されます。通り初めにおいて実際に通行してみましたが、地元の理解と協力なしには進まない大事業であることが理解でき、さらに今後の後志地域の発展を期待しました。

3月24日(月)は、留寿都村長選挙における当選告知書と当選証書をいただき、緊張感とともに気持ちを新たに、今後の4年間を精いっぱい村政に励むことを心に誓いました。
また、同日は北海道電力(株)担当職員より泊原発の再稼働に向けた安全対策概要等の説明を受けました。住民の現地視察も歓迎とのことなので、機会を作りたいと考えます。

3月27日(木)の留寿都村寿会令和7年度定期総会では、会員数が減少していることや村の補助金減少から各種行事のやりくりが大変になっているとの報告もありました。工夫をしながら、親睦を深められることを期待します。
また、同日はサッカー日本代表の森保監督がルスツリゾートホテルに滞在されたことから、加森観光(株)社長等とともに表敬訪問されました。多忙な中をお越しいただき感激でした。来年のワールドカップでの「世界一」をご期待申し上げました。
さらに、同日は人口減少対策会議が開催され、本村の課題として住民意識調査では買い物の便が悪いことや若者に魅力的な働く場所が少ないこと等があげられています。これらに取組み、減少を抑制することが必要です。